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太古の人類が定住していたことを示す遺跡
マレー半島北西部にあるレンゴン渓谷・ペラ川流域には、200万年近くにわたる歴史をもった遺跡群があります。初期人類が居住していたことを示す記録という点で、アフリカ大陸以外で最古の遺跡の一つであり、その期間もまた世界最長級です。本遺産は2つの集落の4つの遺跡から成っています。旧石器時代から新石器時代、そして青銅器時代の考古遺物が出土しており、比較的大規模で、半定住生活を送る集団が存在していたことを示唆しています。野外や洞窟遺跡からは旧石器時代の作業場跡も見つかっており、人類が道具を製造していたことを示す証拠が残っています。
約1万年以上前と推定される化石人骨も発見
1991年には、約1万年以上前のものと推定される化石人骨がグア・グヌン・ルントゥ洞窟遺跡で発見されました。「ペラ・マン」と呼ばれるようになったこの骨は、この地域で最も保存状態の良い石器時代の人骨です。「ペラ・マン」は胎児のような姿勢をとっており、たくさんの副葬品とともに埋葬されていたことから、宗教ないしは死後の世界に関する何らかの思想や儀礼があったことがうかがえます。これはマレーシアで保管されている最古の全身骨格であり、精密な調査によって、その骨は指などに奇形があらわれる遺伝性疾患をもっていたこともわかっています。
アクセス
イポーから車で約1時間。
執筆協力者PROFILE
北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。
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イポーから車で約1時間。
執筆協力者PROFILE
北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。
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