about
島固有の植物や鳥類が生息する絶海の群島
ロード・ハウ群島は、シドニーの北東約700㎞のタスマン海に浮かぶ大小28の島々です。約700万年前に起きた地殻変動によって巨大な楯状火山が誕生し、その後、海による浸食が進んで陸地の90%が削られ、現在の群島の姿が残りました。群島には105種の島固有の植物が生息しており、最も大きなロード・ハウ島の南西部には世界最南端とされるサンゴ礁が広がっています。この地は海鳥の重要な繁殖地でもあり、飛べない鳥として知られるロードハウクイナなどが生息しています。そのような環境を保つため、陸地の約75%は公園保護区として管理されています。
回復基調にある生態系
18世紀後半、イギリス人が発見したと考えられています。1830年代に定住が進み、食用として持ち込んだブタ、ヤギの家畜が野生化し、ロードハウクイナが捕食されて個体数を減らしました。1918年には難破船から上陸したネズミの影響で、世界最大のナナフシ「ロードハウナナフシ」が絶滅したとされていました。ですが2001年、ロード・ハウ島から南東約20㎞の位置にある高さ550mほどの海食柱「ボールズ・ピラミッド」で生きた個体が見つかり、ロード・ハウ島のものと同種と確認されました。島ではネズミの駆除を進め、オーストラリア本土で繁殖させたナナフシを島へ戻す計画が進められています。
アクセス
羽田空港などからオーストラリアのシドニーで乗り継ぎ、飛行機で約2時間。島を訪問できるのは400人に制限されているため、事前に島内の宿泊施設を予約している必要がある。島内ではレンタカーやレンタサイクル、徒歩で移動する。
執筆協力者PROFILE
民間企業勤務のサラリーマンで、知識量よりも考え方の多様性を充実させることに重きを置く。暫定リスト入りを目指している「四国八十八箇所霊場と遍路道」で、お接待などで外国人やお遍路さんに遍路文化や世界遺産の魅力を伝える活動をライフワークにしている。趣味は辺境地の世界遺産巡り、世界遺産関連の書籍や手ぬぐいの収集、発酵食品作りなど。
アクセス
羽田空港などからオーストラリアのシドニーで乗り継ぎ、飛行機で約2時間。島を訪問できるのは400人に制限されているため、事前に島内の宿泊施設を予約している必要がある。島内ではレンタカーやレンタサイクル、徒歩で移動する。
執筆協力者PROFILE
民間企業勤務のサラリーマンで、知識量よりも考え方の多様性を充実させることに重きを置く。暫定リスト入りを目指している「四国八十八箇所霊場と遍路道」で、お接待などで外国人やお遍路さんに遍路文化や世界遺産の魅力を伝える活動をライフワークにしている。趣味は辺境地の世界遺産巡り、世界遺産関連の書籍や手ぬぐいの収集、発酵食品作りなど。
Similar Heritage
特徴が似た遺産を探す