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第二次世界大戦の傷跡を残す「ハンザの女王」
ドイツ北東部、トラーヴェ川の中州にあるリューベックは1143年、北ドイツのバルト海沿岸に設立され、1230年から1535年までハンザ同盟の主要都市の一つとして、バルト海と北海の貿易を独占する商業都市連盟の一翼を担いました。1226年には、神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世から「帝国自由都市」の特権上を与えられました。その後ハンザ同盟が誕生すると、同盟の盟主となり、1669年まで繁栄を続け、「ハンザの女王」と呼ばれました。
往時の繁栄と都市社会をしのばせる旧市街
リューベック旧市街島は、島の中心部を走る2つの並行する街路によって独特の都市計画を持ち、商業の中心地として発展しました。西側には裕福な商人の住宅や商館があり、東側には小規模の商業施設や職人の作業場が配置されていました。この厳格な社会経済的組織は、富裕層の邸宅の裏庭に設けられた小さな作業場(ブーデン)の配置、そしてそれらにアクセスするための狭い路地(ゲンゲ)のネットワークに見られます。世界遺産にはリューベックの歴史上重要な、北東部・南西部・中心部の3つのエリアが含まれています。街の象徴であるホルステン門をくぐると、ドイツ最古のゴシック建築で市庁舎、マルクト広場、聖マリア教会などが立ち並んでいます。これらの建造物は第二次世界大戦中の激しい爆撃の悲劇的な傷跡を今でも残しています。
アクセス
日本から飛行機の直行便でフランクフルト国際空港まで。フランクフルトからリューベックまで鉄道で5~6時間。
執筆協力者PROFILE
民間企業勤務のサラリーマン。趣味は世界遺産と言語。「リラの僧侶」の名で世界遺産ポッドキャスト「ニュースで読み解く世界遺産」のラジオパーソナリティーを担当。好きな世界遺産はリラの修道院。
アクセス
日本から飛行機の直行便でフランクフルト国際空港まで。フランクフルトからリューベックまで鉄道で5~6時間。
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民間企業勤務のサラリーマン。趣味は世界遺産と言語。「リラの僧侶」の名で世界遺産ポッドキャスト「ニュースで読み解く世界遺産」のラジオパーソナリティーを担当。好きな世界遺産はリラの修道院。
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