マルボルクのドイツ騎士修道会の城
マルボルク城。ドイツ語の「マリエンブルク城」の名称でも知られる

遺産DATA

地域 : ヨーロッパ 保有国 : ポーランド共和国 分類 : 文化遺産 登録年 : 1997年 登録基準 : (ii) (iii) (iv) 遺産の面積 : 0.18038㎢ 座標 : N54 2 27.6 E19 1 47

about

ドイツ騎士修道会が築いたゴシック様式の煉瓦城郭

マルボルク城は、13世紀に建設が始まったドイツ騎士修道会の要塞化された修道院です。1309年に総長の座がヴェネツィアからマルボルクに移されてから大幅に拡大され、装飾されました。ドイツ騎士団特有の独特な様式で建てられたゴシック様式のレンガ造りの城郭群の中でも、最も完成度が高く精巧なもので、当時の西ヨーロッパや近東で一般的だった城の様式とは独立して発展したものです。その壮大な要塞は、14世紀に最大の勢力を誇ったプロイセンにおけるドイツ騎士修道会国家を物語る建造物です。

中世後期のドラマを体現する三層構造と独自の建築

この城は、中世後期のキリスト教が持つ神聖さと暴力という両極端のドラマを体現しています。城は、高城、中城、外郭からなる三層構造を特徴とする壮大な複合体であり、その建築的・機能的な配置は今日まで完全に保持されています。特に、総長の宮殿と大食堂という二つのゴシック建築の傑作が重要です。また、マルボルクで初めて開発され、後に他の城でも採用されたダーンスカー(突出した城外トイレ)といった独自の建築的特徴も見られます。このような創造的建築物は、ゴシック建築において他に類を見ません。

アクセス

観光拠点となるグダニスクの中央駅からマルボルク駅まで鉄道で40~50分。駅から城までは徒歩約10分。

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター

福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。

遺産DATA

分類 : 文化遺産
登録年 : 1997年
登録基準 : (ii) (iii) (iv)
遺産の面積 : 0.18038㎢
座標 :N54 2 27.6 E19 1 47

アクセス

観光拠点となるグダニスクの中央駅からマルボルク駅まで鉄道で40~50分。駅から城までは徒歩約10分。

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター

福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。