岩の頂部が狭いため、複数層に積み上げるように築かれた
著名なフレスコ画の画家の作品が数多く残る
聖ニコラウス・アナパフサス修道院は、14世紀末に創建されましたが、現在の聖堂は16世紀に再建されたものです。メテオラの中では比較的低い奇岩の上にひっそりと立っており、この地の静寂さにちなみ「アナパフサス(静けさをもたらすもの)」と、尊称を込めて呼ばれました。この修道院の特筆すべき点が、16世紀のクレタ島出身の画家・テオファネスによるフレスコ画が数多く残されている点でしょう。テオファネスはポスト・ビザンツ芸術の先駆者であり、この修道院では「磔にされたキリスト」や「楽園で動物たちに名前をつけるアダム」などのフレスコ画を残しています。カストラキ村からメテオラへと向かう道中で、最初に訪れることのできる修道院でもあります。
執筆協力者PROFILE
京都橘大学・大阪成蹊大学講師/NPO世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター
世界遺産検定初代マイスターの一人。地歴公民科の教諭として7年間大阪の公立高校で勤務。現在、世界遺産アカデミー認定講師として大学や私立中学で講義、授業を展開。また、自身のYouTubeチャンネル「翼の世界史チャンネル」で受験世界史の動画を配信。
執筆協力者PROFILE
京都橘大学・大阪成蹊大学講師/NPO世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター
世界遺産検定初代マイスターの一人。地歴公民科の教諭として7年間大阪の公立高校で勤務。現在、世界遺産アカデミー認定講師として大学や私立中学で講義、授業を展開。また、自身のYouTubeチャンネル「翼の世界史チャンネル」で受験世界史の動画を配信。