ミグアシャ国立公園
大西洋の一部であるセントローレンス湾に面する地層

遺産DATA

地域 : 北米 保有国 : カナダ 所在地 : Gaspé Peninsula, Province of Quebec 分類 : 自然遺産 登録年 : 1999年 登録基準 : (viii) 遺産の面積 : 0.873㎢ バッファ・ゾーン : 7.75㎢ 座標 : N48 6 18 W66 21 11

about

陸上脊椎動物への進化の過程を解き明かす貴重な標本

ミグアシャ国立公園は、カナダ東部ケベック州の南東部、ガスペ半島南岸に位置する古生物学的遺跡です。1985年に設立された総面積87万㎡の園内では、「魚の時代」として知られる古生代デボン紀(約4億1,000万年~約3億6,000万年前)の魚類化石を中心に、保存状態がきわめて良好な化石標本が約1万3,000点発見されています。園の中核をなすのは「エスクミナック層」と呼ばれる地層です。この地層は、デボン紀後期にあたる約3億7,000年前に形成され、脊椎動物を中心とする重要な化石群を多数含んでいます。エスキュミナック層は長さ約8km、幅約1kmに及び、地層の露出部が公園の主要部分を構成しています。なかでも重要なものは、肉鰭類(にくきるい)と呼ばれる魚類の化石です。肉鰭類は、四股のようなヒレをもち、陸上脊椎動物の起源とされています。このグループに属するユーステノプテロンは、頭蓋骨の形から両生類の祖先に近いとも考えられており、脊椎動物の進化の過程を解き明かす古生物学上の貴重な標本となっています。

アクセス

ケベックシティから車で約6時間またはモンクトンから車で約4時間。

執筆協力者PROFILE

大東文化大学・フェリス女学院大学講師/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師

早稲田大学卒業。損害保険会社勤務の傍ら世界遺産を勉強し、退職後いくつかの大学にて関連講座を担当。現在は大学講師と趣味の音楽(クラシック歌手)の二刀流。

遺産DATA

地域 : 北米
保有国 : カナダ
所在地 : Gaspé Peninsula, Province of Quebec
分類 : 自然遺産
登録年 : 1999年
登録基準 : (viii)
遺産の面積 : 0.873㎢
バッファ・ゾーン : 7.75㎢
座標 :N48 6 18 W66 21 11

アクセス

ケベックシティから車で約6時間またはモンクトンから車で約4時間。

執筆協力者PROFILE

大東文化大学・フェリス女学院大学講師/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師

早稲田大学卒業。損害保険会社勤務の傍ら世界遺産を勉強し、退職後いくつかの大学にて関連講座を担当。現在は大学講師と趣味の音楽(クラシック歌手)の二刀流。