ケニア山国立公園と自然林
急速に氷河の後退が進むケニア山。2030年までに氷河が消失すると予測されている

遺産DATA

地域 : アフリカ 保有国 : ケニア共和国 分類 : 自然遺産 登録年 : 1997年 範囲拡大年 : 2013年 登録基準 : (vii) (ix) 遺産の面積 : 2,023.34㎢ バッファ・ゾーン : 693.39㎢ 座標 : S0 9 18 E37 18 56

about

背丈が5mもある高山植物も生息

標高が5,199mあるケニア山は、首都ナイロビの北方にある火山です。アフリカ大陸でキリマンジャロに次ぐ高さで、赤道直下に位置しますが、山頂付近は万年雪や氷河に覆われています。国立公園に指定されているのはこのケニア山の標高3,350m以上のエリアで、そこにはキク科のジャイアントセネシオなどが見られます。これは高山植物としては非常に珍しい、背丈が5mほどもあるアフリカ固有の植物です。この世界遺産「ケニア山国立公園と自然林」は、2013年には、ケニア山の麓に位置するレワ野生生物保全地域なども追加で登録されました。そこには、絶滅危惧種のグレビーシマウマやクロサイなども生息しています。

アクセス

ポピュラーなルートの登山口はナロモルで、ナイロビからナロモルまでは車で約3時間。

執筆協力者PROFILE

石川 香澄
石川 香澄
記者(フリーランス)/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師

北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。

遺産DATA

地域 : アフリカ
保有国 : ケニア共和国
分類 : 自然遺産
登録年 : 1997年
範囲拡大年 : 2013年
登録基準 : (vii) (ix)
遺産の面積 : 2,023.34㎢
バッファ・ゾーン : 693.39㎢
座標 :S0 9 18 E37 18 56

アクセス

ポピュラーなルートの登山口はナロモルで、ナイロビからナロモルまでは車で約3時間。

執筆協力者PROFILE

石川 香澄
石川 香澄
記者(フリーランス)/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師

北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。