about
受け継がれてきた伝統的慣習と信仰体系
マラウイ南部にどっしりと構えるムランジェ山は、むき出しの岩肌が特徴的で、世界最大級のインゼルベルク(残丘)のひとつとしても知られます。インゼルベルクとは、侵食から取り残された、平原に孤立した丘のことです。古くからこの山は、神々や精霊、祖先の霊が宿る聖地とされてきました。地元のヤオ族、マンガンジャ族、ロムウェ族の人々は、それぞれが異なる文化的背景を持っていますが、いずれもこの山を精神的支柱として崇敬してきました。山中の洞窟や池などでは伝統的な儀式が営まれ、精霊と交信する呪術師やヒーラー、治癒効果のある植物を用いる薬草師らは、地域共同体で不可欠な存在であるとみなされてきました。山の自然環境に根ざして受け継がれてきた伝統的慣習と信仰体系は、他の宗教が出現した後も失われることはなく、この地の独特な景観を形づくってきました。
アクセス
首都リロングウェから高速バスでブランタイア市まで約5時間。ブランタイア市からムランジェまでは、車で約2時間。
執筆協力者PROFILE
北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。
アクセス
首都リロングウェから高速バスでブランタイア市まで約5時間。ブランタイア市からムランジェまでは、車で約2時間。
執筆協力者PROFILE
北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。
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