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500m離れた新市街と旧市街を結ぶ
フランス北東部ロレーヌ地方のナンシーには、世界遺産となっている3つの広場(スタニスラス広場、カリエール広場、アリアンス広場)があります。これらは、フランス国王ルイ15世の義父でありポーランドの王位を追われて亡命したスタニスラス・レシチニスキーが、ロレーヌ公としてこの地を終身領有することとなり、新たな都市づくりを進めた際につくられたものでした。3つの広場は、500mほど離れていた新市街と旧市街を結ぶかたちで1752年から1756年にかけて建設されました。これらの広場は、設計の多様性、景観の壮麗さ、建築と装飾の豊かさといった点において価値のあるものです。
芸術家を支援した啓蒙君主
華麗なバロックの都市景観は、啓蒙君主として知られたレシチニスキーの芸術支援による功績と言えるでしょう。建築家エマニュエル・エレによる端正なファサードや、金具工芸師ジャン・ラムールが手腕をふるった華麗な錬鉄の門、彫刻家ギバルによるネプチューンとアンフィトリテの泉、ポール・ルイ・シフレの手によるアリアンス広場の泉といった作品群は、3つの広場を比類なき傑作へと昇華させています。また、各広場から市庁舎、司法裁判所、宮殿、その他の公共の建物に容易に移動できるつくりになっていることは、レシチニスキーが人々の生活の便にも敏感であったことのあらわれです。
アクセス
パリの東駅からTGVで約1時間40分。ナンシー駅からは徒歩で10分から15分。
執筆協力者PROFILE
北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。
アクセス
パリの東駅からTGVで約1時間40分。ナンシー駅からは徒歩で10分から15分。
執筆協力者PROFILE
北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。
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