about
アフリカゾウなど貴重な動植物が生息する国立公園
西アフリカのセネガル南東部のガンビア川上流にある国立公園で、広さは91万㏊にも及びます。ギニア共和国との国境近くに位置し、公園を横断するガンビア川とその支流のセレコ川やクルントゥ川などがあるエリアで、半乾燥地帯のスーダンサバンナと湿地帯であるギニア森林へ移行する地帯にまたがっていて、乾燥林や氾濫原など多様な自然環境があります。異なる二つの植生には1,500種を超える植物種が存在し、ライオンやアフリカゾウ、最大のアンテロープ「ジャイアントエランド」などの哺乳類70種以上をはじめとする多様な生き物も生息しています。
ユネスコなどの支援により危機遺産から脱却
1954年に国立公園となり、1970年代には狩猟や農業が禁止されるなどし、自然環境の保護に努めてきました。1981年に世界遺産登録された後もアフリカゾウなど野生動物の密猟が横行し、2007年、密猟が後を絶たないことに加え、ガンビア川上流でのダム建設などを理由に、危機遺産に登録されました。その後、ノルウェーの支援やユネスコの協力を得て生物のモニタリングを強化するとともに、公園内の監視に資金を注入して密猟や違法な金の採掘の防止などに尽くしてきました。これらが評価され、2024年にインド・ニューデリーで開かれた世界遺産委員会で、危機遺産リストからの削除が決まりました。
アクセス
日本からセネガルへの直行便はないため、中東やヨーロッパを経由して首都・ダカールへ。ダカールから約600㎞離れた現地へは車やバスで。
執筆協力者PROFILE
民間企業勤務のサラリーマンで、知識量よりも考え方の多様性を充実させることに重きを置く。暫定リスト入りを目指している「四国八十八箇所霊場と遍路道」で、お接待などで外国人やお遍路さんに遍路文化や世界遺産の魅力を伝える活動をライフワークにしている。趣味は辺境地の世界遺産巡り、世界遺産関連の書籍や手ぬぐいの収集、発酵食品作りなど。
アクセス
日本からセネガルへの直行便はないため、中東やヨーロッパを経由して首都・ダカールへ。ダカールから約600㎞離れた現地へは車やバスで。
執筆協力者PROFILE
民間企業勤務のサラリーマンで、知識量よりも考え方の多様性を充実させることに重きを置く。暫定リスト入りを目指している「四国八十八箇所霊場と遍路道」で、お接待などで外国人やお遍路さんに遍路文化や世界遺産の魅力を伝える活動をライフワークにしている。趣味は辺境地の世界遺産巡り、世界遺産関連の書籍や手ぬぐいの収集、発酵食品作りなど。
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