ニサのパルティア王国の要塞
旧ニサ。宝物庫やワイン貯蔵室の跡が確認されているほか、美術品も発見された

遺産DATA

地域 : 西・南アジア 保有国 : トルクメニスタン 分類 : 文化遺産 登録年 : 2007年 登録基準 : (ii) (iii) 遺産の面積 : 0.77905㎢ バッファ・ゾーン : 4.003㎢ 座標 : N37 59 59 E58 11 55

about

砂漠に眠るパルティア王国の都

ニサはトルクメニスタン南西部に位置するパルティア王国最初期の重要都市です。紀元前3世紀から紀元後3世紀にかけて政治・経済の中心として繁栄し、ローマ帝国の東方進出を食い止めた拠点としても知られています。現在は「旧ニサ」と「新ニサ」という2つの丘状遺跡から成り、旧ニサでは40もの塔に囲まれた王の城砦跡が残ります。ここからは宮殿・神殿・貯水池に加え、美術品が数多く出土しています。さらに、中央アジアの南北・東西の主要交易路が交差する都市として、文化と情報が行き交う拠点でもありました。自然侵食によって姿を変えていますが、城壁の規模や遺跡の配置は当時の威容が色濃く残されています。パルティア帝国の政治・経済の中心として栄えたこの場所は、ローマと対等に渡り合った富と文化の広がりを今に伝えています。

アクセス

アシガバートからニサまで車で約30分。※トルクメニスタンでは、基本的に自由旅行は認められていない

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター/Podcast「行きたくなる世界遺産!」パーソナリティ

世界遺産をテーマに、文化・歴史・自然の魅力を多角的に伝えるPodcast番組を展開。遺産の価値に加え、現代に通じる暮らしの哲学や自然共生の視点を取り入れた発信を行う。大学や世界遺産関連施設での講演・イベント出演のほか、2025年大阪・関西万博での登壇も経験。

遺産DATA

分類 : 文化遺産
登録年 : 2007年
登録基準 : (ii) (iii)
遺産の面積 : 0.77905㎢
バッファ・ゾーン : 4.003㎢
座標 :N37 59 59 E58 11 55

アクセス

アシガバートからニサまで車で約30分。※トルクメニスタンでは、基本的に自由旅行は認められていない

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター/Podcast「行きたくなる世界遺産!」パーソナリティ

世界遺産をテーマに、文化・歴史・自然の魅力を多角的に伝えるPodcast番組を展開。遺産の価値に加え、現代に通じる暮らしの哲学や自然共生の視点を取り入れた発信を行う。大学や世界遺産関連施設での講演・イベント出演のほか、2025年大阪・関西万博での登壇も経験。