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ロシア建築と絵画の発展に影響を与えた文化の中心地
ノヴゴロドは、9世紀にロシアで最初の首都となり、中央アジアと北ヨーロッパを結ぶ古代の交易路に位置していました。教会や修道院に囲まれたこの都市は、正教の精神性の拠点であるとともに、ロシア建築の中心地でもありました。ノヴゴロドは、ロシアの石造建築様式の発祥地であるとともに、この地を中心に盛んとなったノヴゴロド派は最古のロシア絵画流派の一つでもあります。そのため、ノヴゴロドは中世を通じてロシア美術の発展に影響を与え、文化的創造性の発展を物語っています。
11世紀から19世紀のロシア建築を網羅する遺産
ノヴゴロドには多岐にわたる建造物が保存されており、中世以降(11世紀から19世紀)のロシア建築の真の保存庫となっており、これらの建造物を見るだけでも、ロシア建築の発展を十分に理解することができます。遺跡群には、15世紀に築かれ17世紀に増強された要塞を持つクレムリン、11世紀半ばに建てられた聖ソフィア教会などの市内中心部の建造物だけでなく、ネレディツァの救世主教会などの旧市街の外側にある12世紀から13世紀に建てられた宗教建造物4つも含まれます。
テオファネスによる14世紀の傑出した芸術
ノヴゴロドの遺跡群の大きな文化的価値は、中世の建造物と、そこに収められている貴重な宝物によって裏付けられています。その中でも、アンドレイ・ルブリョフの師であったギリシア人テオファネスが14世紀末に装飾した変容教会のフレスコ画は、特に有名で、この都市の卓越した建築と文化的創造性の発展を物語っています。また、ノヴゴロドではロシア最古の教会スラヴ語写本(11世紀)や、最初に完全に翻訳されたスラヴ語の旧約聖書と新約聖書(15世紀末)が書かれており、ロシア文化と精神性の主要な中心地であったことを物語っています。
アクセス
サンクトペテルブルクから列車で約3〜4時間かけてノヴゴロドへ。駅からは徒歩20〜25分。中心地は徒歩でまわれる。
執筆協力者PROFILE
福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。
アクセス
サンクトペテルブルクから列車で約3〜4時間かけてノヴゴロドへ。駅からは徒歩20〜25分。中心地は徒歩でまわれる。
執筆協力者PROFILE
福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。
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