オザラ・コクアの森林山塊
絶滅危惧種のマルミミゾウ。名前の通り丸みを帯びた耳が特徴

遺産DATA

地域 : アフリカ 保有国 : コンゴ共和国 分類 : 自然遺産 登録年 : 2023年 登録基準 : (ix) (x) 遺産の面積 : 11,793.76㎢ バッファ・ゾーン : 42,068.6㎢ 座標 : N1 20 8 E14 51 37

about

霊長類の多様性が豊かな森林

中部アフリカに位置するコンゴ共和国の北部、バテケ高原とコンゴ低地林、コンゴ盆地の北西端にある一帯が世界遺産として登録されています。園内には密林や河畔林などの森林、乾燥・湿潤サバンナ地帯が広がっており、複数の生態系が交差するホットスポットとして生態学的に貴重な場所とされています。一帯は、アフリカ中央部におけるマルミミゾウの最も重要な拠点の1なっているほか、ニシローランドゴリラやチンパンジー生息するなど霊長類の多様性が豊かな場所でもあります。また、コンゴ・ガボン・カメルーンの参加する三国間保護地域=TRIDOMランドスケープにも位置しており、『サンガ川流域-三カ国を流れる大河』の世界遺産登録エリアに隣接しています。ラムサール条約登録湿地や生物圏保存地域など様々な生物の保全地域が含まれており、野生生物の貴重な営みを守るべく日夜、努力が注がれています。 

アクセス

首都ブラザヴィルの「マヤ=マヤ国際空港」から最寄りの集落「サンベ」まで車で約12時間。

執筆協力者PROFILE

ミド
ミド
NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター/Podcast「行きたくなる世界遺産!」パーソナリティ

広島県出身。平和継承の入口として世界遺産検定を受験。現在は認定講師として大学、専門学校等で講座実施。2021年にポッドキャスト「行きたくなる世界遺産!」(地域情報/トラベル部門最高2位獲得)を開設しパーソナリティを務めつつ世界遺産関連施設で番組イベントを開催。

遺産DATA

地域 : アフリカ
保有国 : コンゴ共和国
分類 : 自然遺産
登録年 : 2023年
登録基準 : (ix) (x)
遺産の面積 : 11,793.76㎢
バッファ・ゾーン : 42,068.6㎢
座標 :N1 20 8 E14 51 37

アクセス

首都ブラザヴィルの「マヤ=マヤ国際空港」から最寄りの集落「サンベ」まで車で約12時間。

執筆協力者PROFILE

ミド
ミド
NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター/Podcast「行きたくなる世界遺産!」パーソナリティ

広島県出身。平和継承の入口として世界遺産検定を受験。現在は認定講師として大学、専門学校等で講座実施。2021年にポッドキャスト「行きたくなる世界遺産!」(地域情報/トラベル部門最高2位獲得)を開設しパーソナリティを務めつつ世界遺産関連施設で番組イベントを開催。