オークニー諸島の新石器時代遺跡
遺産は村落跡、墳墓、ストーンサークルで構成される。写真は村落跡のスカラ・ブラエ

遺産DATA

地域 : ヨーロッパ 保有国 : 英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国) 所在地 : Mainland Orkney, Scotland 分類 : 文化遺産 登録年 : 1999年 登録基準 : (i) (ii) (iii) (iv) 遺産の面積 : 0.15㎢ バッファ・ゾーン : 62.58㎢ 座標 : N59 2 55.77 W3 20 29.79(スカラ・ブラエ)

about

スコットランド北方の島に残る新石器時代遺跡

オークニー諸島はスコットランドの海岸から北へ15km離れた沖合にあります。この遺産は、諸島最大の島、メインランド島にある4つの新石器時代遺跡によって構成されています。紀元前4,000年ごろ、農耕文化は北西ヨーロッパにまで広まり、この地で定着していきました。遺跡からは、消滅した5,000年前の生活様式や社会構造、祭祀や埋葬に対する考え方に至るまで、当時の文化を垣間見ることができます。また、この地の巨石文化は北西ヨーロッパを象徴するだけでなく、イギリスのストーンヘンジやアイルランドのボイン渓谷の起源でもあると考えられています。

4つの遺跡

4つの新石器時代遺跡はそれぞれ特徴的な構造を残しています。4つの巨大立石と環濠およびヘンジと呼ばれる環状遺跡で構成される「ストーンズ・オブ・ステネス」、36基の環状列石と新石器時代~青銅器時代の土塁およびコメットストーンとして知られる石の配置によって構成される「リング・オブ・ブロッガー」、内部に巨大な石室を持ち冬至になると日没の方向を示す墳墓「メイズハウ」、先史時代の生活様式が色濃く残る海岸沿いの集落遺跡「スカラ・ブラエ」によって構成されています。また、スカラ・ブラエ周辺には3軒の石造りの家で構成される「バーンハウス・ストーン」や直立石「ウォッチ・ストーン」なども現存しており、今は無き巨石文化の面影を残しています。

アクセス

エディンバラ空港からカークウォール空港まで飛行機で約1時間10分。空港からスカラ・ブラエ・ビジターセンターまでバスで約50分(メインランド島内1日乗車券あり)。

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター/Podcast「行きたくなる世界遺産!」パーソナリティ

広島県出身。平和継承の入口として世界遺産検定を受験。現在は認定講師として大学、専門学校等で講座実施。2021年にポッドキャスト「行きたくなる世界遺産!」(地域情報/トラベル部門最高2位獲得)を開設しパーソナリティを務めつつ世界遺産関連施設で番組イベントを開催。

遺産DATA

所在地 : Mainland Orkney, Scotland
分類 : 文化遺産
登録年 : 1999年
登録基準 : (i) (ii) (iii) (iv)
遺産の面積 : 0.15㎢
バッファ・ゾーン : 62.58㎢
座標 :N59 2 55.77 W3 20 29.79(スカラ・ブラエ)

アクセス

エディンバラ空港からカークウォール空港まで飛行機で約1時間10分。空港からスカラ・ブラエ・ビジターセンターまでバスで約50分(メインランド島内1日乗車券あり)。

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター/Podcast「行きたくなる世界遺産!」パーソナリティ

広島県出身。平和継承の入口として世界遺産検定を受験。現在は認定講師として大学、専門学校等で講座実施。2021年にポッドキャスト「行きたくなる世界遺産!」(地域情報/トラベル部門最高2位獲得)を開設しパーソナリティを務めつつ世界遺産関連施設で番組イベントを開催。