パドヴァの植物園(オルト・ボタニコ)
円形の中央区画を、海を象徴する環状の水域が取り囲む

遺産DATA

地域 : ヨーロッパ 保有国 : イタリア共和国 分類 : 文化遺産 登録年 : 1997年 登録基準 : (ii) (iii) 遺産の面積 : 0.022㎢ バッファ・ゾーン : 0.114㎢ 座標 : N45 23 56.8 E11 52 50.4

about

設立当初から一流の研究機関であり続ける植物園

イタリア最古の大学として有名なボローニャ大学の次に古い歴史を持つのが、イタリア北部のパドヴァ大学です。この植物園は、1545年に大学の付属施設として設立され、建設当初からずっと同じ場所にあります。世界を表す円環状にデザインされた中心部分は、当時の建築家アンドレア・モロニが設計したものです。イタリアで初めてジャガイモ・ヒマワリ・ライラックが栽培された場所であり、植物学や生態系学の研究に貢献してきた歴史があり、現在も薬草の栽培や研究が行われています。

現在に残るゲーテが愛したヤシの木

現在、植物園には最新技術を駆使した大規模な温室もあり、世界の様々な気候帯の約6,000種の植物が植えられています。特に熱帯植物やヤシの木が多く見られますが、中でも1585年に植えられたシュロの木(ヤシ目ヤシ科の樹木)が現在も緑の葉をつけているというのですから驚きです。ドイツの有名な詩人ゲーテは、1786年にこの植物園を訪れ、このシュロの木から独自の自然観を得たと伝えられています。

アクセス

ヴェネツィアから鉄道を利用して約30分でパドヴァ駅に到着。そこからバスと徒歩で約15分。

執筆協力者PROFILE

高等学校教諭/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター

世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』に囲まれた和歌山県で生まれ育つ。大学在学中に「ふるさとと世界をつなげたい」と決意し、自治体の国際交流について研究。現在公立高校の地理歴史・公民科教諭。一児の母でもあり、結婚式や子の七五三も故郷の世界遺産で行った。

遺産DATA

分類 : 文化遺産
登録年 : 1997年
登録基準 : (ii) (iii)
遺産の面積 : 0.022㎢
バッファ・ゾーン : 0.114㎢
座標 :N45 23 56.8 E11 52 50.4

アクセス

ヴェネツィアから鉄道を利用して約30分でパドヴァ駅に到着。そこからバスと徒歩で約15分。

執筆協力者PROFILE

高等学校教諭/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター

世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』に囲まれた和歌山県で生まれ育つ。大学在学中に「ふるさとと世界をつなげたい」と決意し、自治体の国際交流について研究。現在公立高校の地理歴史・公民科教諭。一児の母でもあり、結婚式や子の七五三も故郷の世界遺産で行った。