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ノルマン・シチリア王国時代の建造物群
長靴の形をしたイタリア半島の“つま先”近くに位置するシチリア島の北西部の海岸に、シチリア州の州都であるパレルモがあります。ノルマン人がシチリア島に入植し、1130年にノルマン・シチリア王国を建て、1194年まで存続しました。パレルモとその近郊に点在するアラブ・ノルマン様式の歴史的建造物群は、短期間に栄えたノルマン王国時代の市民生活と宗教形態を伝えています。そして、ヨーロッパやイスラム、ビザンティンなど多様な宗教や文化が、シチリアにおいて混ざり合い、受け入れられたことを示しています。
シチリア島北西岸に点在する9つの建造物群
歴史的建造物群は、パレルモにある2つの宮殿、3つの教会、1つの大聖堂、1つの橋、そしてチェファルとモンレアーレ両市にある大聖堂の9つから構成されています。いずれの建造物も、空間の使い方、建物の構造・装飾に関して、起源の異なる宗教や文化の要素が混ざり合っていることを示しています。モンレアーレ大聖堂は、第3代国王グリエルモ二世の命により、被昇天の聖母に捧げる教会として建設され、回廊の大部分は建設当時の状態が維持されています。チェファル大聖堂は、初代国王ルッジェーロ2世が築いたもので、聖堂内部の祭壇上の天井部分には、美しいキリストの金色のモザイク画が描かれています。
アクセス
列車でローマから12時間、ナポリから10時間。寝台列車の利用で、車両ごとフェリーに乗ってシチリア島に渡ることができる。
執筆協力者PROFILE
米国総合化学会社の日本法人にて海外人事部門などで40年間勤務した後、筑波大学大学院人間総合科学研究科世界文化遺産学専攻の博士課程を修了。博士(世界遺産学)。日本造園学会会員。日本シルク学会会員。元大東文化大学国際関係学部非常勤講師。
アクセス
列車でローマから12時間、ナポリから10時間。寝台列車の利用で、車両ごとフェリーに乗ってシチリア島に渡ることができる。
執筆協力者PROFILE
米国総合化学会社の日本法人にて海外人事部門などで40年間勤務した後、筑波大学大学院人間総合科学研究科世界文化遺産学専攻の博士課程を修了。博士(世界遺産学)。日本造園学会会員。日本シルク学会会員。元大東文化大学国際関係学部非常勤講師。
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