右が砲弾形の北方型、中央と左がピラミッド型の南方型
about
北インドと南インドの建築様式が調和・融合
インド中南部のパッタダカルは、6~12世紀にデカン高原を支配したチャールキヤ朝第2の都市で、7~8世紀に多くのヒンドゥー教の寺院や祠堂が建てられました。ここでは、屋根が砲弾形の「北方型」とピラミッド形の「南方型」という2つの様式が混在し、北インドと南インドの建築様式の調和・融合が見られます。最大規模のシヴァ寺院であるヴィルーパークシャ寺院は南方型寺院の傑作とされ、シヴァ神の美しい彫刻が施されています。これは8世紀にヴィクラマディーティヤ2世の王妃ロカマーハーデーヴィが夫の勝利を記念して建立したものです。
アクセス
バーダーミまでベンガルールから夜行特急かバススタンドからバスで12時間、そこからパッタダカルへはバスで45分。
執筆協力者PROFILE
細谷 正文
大東文化大学・フェリス女学院大学講師/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師
早稲田大学卒業。損害保険会社勤務の傍ら世界遺産を勉強し、退職後いくつかの大学にて関連講座を担当。現在は大学講師と趣味の音楽(クラシック歌手)の二刀流。
アクセス
バーダーミまでベンガルールから夜行特急かバススタンドからバスで12時間、そこからパッタダカルへはバスで45分。
執筆協力者PROFILE
細谷 正文
大東文化大学・フェリス女学院大学講師/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師
早稲田大学卒業。損害保険会社勤務の傍ら世界遺産を勉強し、退職後いくつかの大学にて関連講座を担当。現在は大学講師と趣味の音楽(クラシック歌手)の二刀流。
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