ペルアス川渓谷
高さ100mのジャネラン洞窟。地下河川の一部が露出している

遺産DATA

地域 : 南米 保有国 : ブラジル連邦共和国 分類 : 自然遺産 登録年 : 2025年 登録基準 : (vii) (viii) 遺産の面積 : 380.03㎢ バッファ・ゾーン : 1,003.54㎢ 座標 : S15 04 30 W44 12 30

about

壮大なカルスト景観と洞窟の宝庫

ブラジルのミナスジェライス州北部に位置するペルアス川渓谷国立公園は、ドラマチックなカルスト地形が特徴です。炭酸塩岩に形成された洞窟群には、驚くほど美しい鍾乳石や石灰岩のアーチ、そして地下には川が流れています。特に大規模な洞窟や、天井が崩落してできたドリーネは、この地域の地質学的歴史の壮大さを物語っており、景観の主要な要素となっています。

独特な生物多様性と生態系の交差点

この公園は、セラード、カーチンガ、大西洋岸森林という3つの異なる生態系が交差する場所にあります。この地理的特徴が、この地域に豊かな生物多様性をもたらしています。2,000種以上の動植物が生息しており、中には絶滅の危機に瀕している種も多数含まれています。

地球の歴史を刻んでいる地質学的価値

ペルアス川渓谷の地形は、安定したサンフランシスコ・クラトン(大陸地殻を構成する安定した部分)の上で形成されました。この景観は、鮮新世から更新世にかけての重要な気候・地質学的変化を反映しています。古代の地殻変動や侵食によって形成された壮大な峡谷や洞窟は、地球の歴史を物理的に記録した貴重な証拠であり、科学的にも極めて重要な遺産となっています。

アクセス

ミナスジェライス州にあるモンテス・クラロスが主要な拠点。そこから車で2時間半~3時間ほど。

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター

福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。

遺産DATA

地域 : 南米
分類 : 自然遺産
登録年 : 2025年
登録基準 : (vii) (viii)
遺産の面積 : 380.03㎢
バッファ・ゾーン : 1,003.54㎢
座標 :S15 04 30 W44 12 30

アクセス

ミナスジェライス州にあるモンテス・クラロスが主要な拠点。そこから車で2時間半~3時間ほど。

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター

福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。