about
北大西洋に浮かぶ火山島で作られ続けるワイン
リスボンから西に1,500㎞の北大西洋にあるアゾレス諸島。この中で2番目に大きな火山島であるピーコ島は、種子島ほどの面積です。この島には、伝統的な農法で築かれたブドウ園が西側の海岸沿いに広がっていますが、大きな特色は、それが石垣によって形成されていることです。約6m×3mの長方形に区切られた石垣が何千も密集しており、各区画にワイン用のブドウが植えられています。これらの石垣には、大西洋の潮風からブドウの苗木を保護し、また、畑の温度を維持する効果があります。
すべてが手作業のブドウ栽培は500年にわたって発展
この島には、ポルトガルで最も高い標高のピーコ山(2,351m)がそびえています。海岸沿いは山から噴出した溶岩で覆われており、黒々としています。この土地でのブドウ栽培は、15世紀にまで遡ります。この地に入植した修道士がブドウの木を持ち込み、それ以来、500年にわたって発展を遂げてきました。ブドウの剪定や収穫はすべて人の手でなされ、非常に手間のかかるものです。先祖代々ワイン作りを営んできた農家の人々が、火山島の厳しい環境下で唯一無二の景観を育み、今もそれを守っています。
アクセス
リスボン空港からピーコ空港までは直行便で2時間半~3時間。ピーコ島内では公共バス、タクシー、レンタカーで移動。
執筆協力者PROFILE
北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。
アクセス
リスボン空港からピーコ空港までは直行便で2時間半~3時間。ピーコ島内では公共バス、タクシー、レンタカーで移動。
執筆協力者PROFILE
北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。
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