about
氷河湖や滝が織りなす、壮大な山岳景観
ブルガリア南西部のピリン山脈に広がるピリン国立公園は、多様な石灰岩の地形が連なる、雄大な山岳景観で知られる自然公園です。標高1,008mから2,914mに及ぶこの地域には、70以上の氷河湖をはじめ、峡谷や圏谷などの様々な氷河地形、多くの滝、岩峰、洞窟が存在します。園内の森林は主に針葉樹によって構成され、標高の高い地域では山頂直下まで高山草原が広がっています。こうした多様な自然環境に、バルカン半島の氷期以降の植物相を今に伝える固有種や遺存種が生息しています。
バルカン山岳地域の豊かな生態系と固有種の宝庫
ピリン国立公園は、バルカン山岳地域を代表する重要な自然生態系を保護する場所です。園内には遺存種や固有種が数多く生息しています。1,315種にのぼる維管束植物が記録されており、これはブルガリア全体の植物相のおよそ3分の1に相当します。その中には、バルカン半島の固有種86種、ブルガリアの固有種17種、地域の固有種18種が含まれています。森林にはマケドニアマツやボスニアマツといった特徴的な針葉樹が含まれ、樹齢を重ねた老齢林も多く残されています。また、動物相については、ヒグマやオオカミ、マツテンを含む45種の哺乳類、159種の鳥類が確認されているほか、両生類8種、爬虫類11種、魚類6種が生息しています。こうした点から、ピリン国立公園は地域レベルで重要な生物多様性の保全に寄与しています。
アクセス
玄関口となる ブランスコへはソフィアから車で2時間半〜3時間かバスで3時間〜3時間半。中心部からはタクシーで15〜20分。
執筆協力者PROFILE
福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。
アクセス
玄関口となる ブランスコへはソフィアから車で2時間半〜3時間かバスで3時間〜3時間半。中心部からはタクシーで15〜20分。
執筆協力者PROFILE
福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。
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