ピュー族の古代都市群
最も南部に位置するシュリ・クシェートラのボーボージーパゴダ

遺産DATA

地域 : 東・東南アジア 保有国 : ミャンマー連邦共和国 分類 : 文化遺産 登録年 : 2014年 登録基準 : (ii) (iii) (iv) 遺産の面積 : 58.09㎢ バッファ・ゾーン : 67.9㎢ 座標 : N18 47 54.00 E95 17 24.00(シュリ・クシェートラ)

about

古代インドの宗教観にもとづく都市構造

ミャンマー中部に位置するピュー族の古代都市群は、紀元前200年頃から紀元後900年頃にかけて繁栄したピュー族の王国の遺跡です。ピュー族は、ビルマ族がこの地域に進出する以前からエーヤワディー川流域に居住していた、チベット=ビルマ系の民族です。ハリン、ベイッタノ、シュリ・クシェートラの3つの都市遺跡は、いずれもレンガ造りの城壁で囲まれており、内側には宮殿や埋葬地、ボーボージーパゴダと呼ばれる仏塔が残されています。城壁で街を囲み、中央に宮殿を配置する都市構造は、古代インドの宗教観に影響を受けたものと考えられています。交易の拠点として栄えたこの地域には、約2,000年前に東南アジアに伝来した仏教によって経済的・社会的・文化的な変化がもたらされました。文献記録によると、ピュー族の王国は東南アジア最古の仏教都市国家とされています。しかし、9世紀に入ると中国雲南地方を基盤に勢力を拡大した南詔からの攻撃を受け、急速に衰退しました。

ピュー族の古代都市群
ボーボージーパゴダの近くにあるレンガ造りの小塔(©旅祐/Adobe Stock)

アクセス

3遺跡ともに首都ヤンゴンから近くの街まで長距離バスもしくは車を利用。ハリン遺跡へはマンダレーまで約8時間。ベッタイノ遺跡へはマグウェまで約7時間30分。シュリ・クシェートラ遺跡へはピエまで約6時間。

執筆協力者PROFILE

高等学校教諭/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター

兵庫県出身。中学3年生の夏休みの台湾ひとり旅をきっかけに、旅行先の歴史・景色・料理など、世界を知る魅力のとりこになる。「世界遺産を学習して見て感動して」をモットーに活動。全国通訳案内士の資格も有し、日本の魅力も発信している。

遺産DATA

分類 : 文化遺産
登録年 : 2014年
登録基準 : (ii) (iii) (iv)
遺産の面積 : 58.09㎢
バッファ・ゾーン : 67.9㎢
座標 :N18 47 54.00 E95 17 24.00(シュリ・クシェートラ)

アクセス

3遺跡ともに首都ヤンゴンから近くの街まで長距離バスもしくは車を利用。ハリン遺跡へはマンダレーまで約8時間。ベッタイノ遺跡へはマグウェまで約7時間30分。シュリ・クシェートラ遺跡へはピエまで約6時間。

執筆協力者PROFILE

高等学校教諭/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター

兵庫県出身。中学3年生の夏休みの台湾ひとり旅をきっかけに、旅行先の歴史・景色・料理など、世界を知る魅力のとりこになる。「世界遺産を学習して見て感動して」をモットーに活動。全国通訳案内士の資格も有し、日本の魅力も発信している。