about
スペインと先住民街路計画が入り交じる街
ケレタロの歴史的建造物地区は、スペイン征服者たちが築いた幾何学的な街路計画と、先住民居住区の曲がりくねった街路が隣り合わせに残るという、他に例を見ない都市です。それは17世紀に急激に発展し、18世紀にかけて華麗なバロック様式の建築が数多く建てられました。都市はメキシコ・シティに向かう道の通過点に位置していたこともあり、重要な拠点でした。また19世紀にはメキシコ皇帝マクシミリアーノが処刑された地としても知られており、メキシコの歴史的転換期にも立ち会った都市でもあります。
ピンク色が特徴的なケレタロの建築
ケレタロの建築は美しいバロック建築が特徴で装飾が非常に豊かです。建物にはカンテラ石と呼ばれる近くで産出されるピンクの石が建材として多く用いられました。それらはムデハル様式の影響も受けており、直線と曲線の組み合わせで動的な印象をあたえている点が特徴です。サン・フランシスコ・デ・アシス教会など美しい建物も残っています。
街への配水を支えた水道橋
ケレタロの街には1726年から1738年にかけて建設された全長1,298mの水道橋が残っています。この水道橋はラ・カニャダの泉からサンタ・クルス修道院まで水を運び、そこから街へと配水しました。街の主要な邸宅には水道管が敷設されていたほか、各地区の噴水や井戸、貯水槽などに配水しました。井戸や貯水槽にはバロック様式の装飾や宗教的な装飾がなされました。
アクセス
ケレタロ国際空港(QRO)からバスで40分。
執筆協力者PROFILE
筑波大学人文・文化学群人文学類在学。2021年度「世界遺産✕SDGsチャレンジ!」小論文部門、2022年度「世界遺産✕SDGs教員養成プログラム」で最優秀賞。現在は中央アジアを中心とする無形文化遺産の保護や活用について関心がある。
アクセス
ケレタロ国際空港(QRO)からバスで40分。
執筆協力者PROFILE
筑波大学人文・文化学群人文学類在学。2021年度「世界遺産✕SDGsチャレンジ!」小論文部門、2022年度「世界遺産✕SDGs教員養成プログラム」で最優秀賞。現在は中央アジアを中心とする無形文化遺産の保護や活用について関心がある。
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