about
破壊したヒンドゥー教やジャイナ教の寺院の建材を再利用して建設されたモスク
インドの首都デリーの数km南、ニューデリーの南端にあるインド最古のイスラム建築群です。13世紀初頭にクトゥブ・ウッディーン・アイバク(後にこの地に「奴隷王朝」を開きます)が北インド制圧の記念として建造したものです。破壊したヒンドゥー教やジャイナ教の寺院の建材を流用したため、インドの伝統建築とイスラム建築が混在しているように見える建物群です。「イスラムの力」という意味の「クワット・アル・イスラム・モスク」は20ものヒンドゥー教寺院からの建材を再利用しています。このモスクは西アジアのイスラム建築の古典的様式をモデルとして建てられました。
インドで最も高いミナレット「クトゥブ・ミナール」と未完の「アライ・ミナール」
モスクの付属のミナレットとして建てられたのが「クトゥブ・ミナール」です。高さ72.5mの石造りの塔で、インドで最も高く最も古い石塔です。基部は直径14.3mで上へいくほど細くなり、頂部は直径2.75mしかありません。赤とベージュの砂岩で造られ、縦に角ばった溝と丸い溝が交互に配置されています。クトゥブ・ミナールの北には未完のミナレット「アライ・ミナール」があります。財政難で工事が中断しましたが、直径25mの巨大な基底部が残されており、もし完成すれば高さ100m以上になったといわれています。
アクセス
デリーの地下鉄に乗ってクトゥブ・ミナール駅まで行き、そこから徒歩15分ほど。
執筆協力者PROFILE
早稲田大学卒業。損害保険会社勤務の傍ら世界遺産を勉強し、退職後いくつかの大学にて関連講座を担当。現在は大学講師と趣味の音楽(クラシック歌手)の二刀流。
アクセス
デリーの地下鉄に乗ってクトゥブ・ミナール駅まで行き、そこから徒歩15分ほど。
執筆協力者PROFILE
早稲田大学卒業。損害保険会社勤務の傍ら世界遺産を勉強し、退職後いくつかの大学にて関連講座を担当。現在は大学講師と趣味の音楽(クラシック歌手)の二刀流。
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