ランメルスベルク鉱山とゴスラーの歴史地区、ハルツ山地上部の水利システム
中世に鉱山街として栄えたゴスラーの歴史地区

遺産DATA

地域 : ヨーロッパ 保有国 : ドイツ連邦共和国 所在地 : State of Lower Saxony, Districts of Goslar and Osterode am Harz 分類 : 文化遺産 登録年 : 1992年 範囲変更年 : 2008年 範囲拡大年 : 2010年 登録基準 : (i) (ii) (iii) (iv) 遺産の面積 : 10.0989㎢ バッファ・ゾーン : 56.5469㎢ 座標 : N51 53 24 E10 25 14.02(ランメルスベルク鉱山とゴスラーの歴史地区)

about

神聖ローマ帝国からハンザ同盟を経て繁栄した鉱山都市

ドイツ中央部にあるゴスラーは、その南方にある銀鉱山ランメルスベルクの開発によって大きな発展を遂げた都市です。この地では11世紀初頭に後の神聖ローマ皇帝ハインリヒ2世によって、「オットー・アーデルハイト・ペニヒ」と呼ばれる銀貨を鋳造したり、鉱山の近くに宮殿を開いたり、また、1009年からは同宮殿において帝国集会が開催されました。以降神聖ローマ帝国の主要都市として栄え、13世紀頃までは帝国集会が頻繁に開催されました。その後は自治都市としての性格が強くなりハンザ同盟に加盟した後も鉱山として繁栄しましたが、16世紀頃から鉱山の権益をニーダーザクセン地方の領主に奪われたこともあり衰退しました。

鉱山採掘のプロセスのための水利システム

ランメルスベルク鉱山を中心とした水利システムは、中世にシトー会の修道士によって開発が始まり、その後16世紀末から19世紀にかけて大規模に開発されました。人工池、小水路、トンネル、地下排水路等からなるシステムは極めて複雑でありながら完璧に調和したものとして機能しています。これらハルツ山地上部の水利システムは、広大な地域における複合的なシステムにおいて、鉱山開発を主体とした産業用水管理の傑出した例とされています。

アクセス

フランクフルト国際空港からゴスラーまで鉄道利用で約3時間30分。

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター

2017年世界遺産検定1級合格。2018年世界遺産検定マイスター合格。2020年世界遺産アカデミー認定講師登録。福井県唯一の世界遺産アカデミー認定講師として、県内の公民館等での生涯学習講座講師として活動中。世界遺産プランニングチームpassword・『みんなで勉強会』リーダー。

遺産DATA

所在地 : State of Lower Saxony, Districts of Goslar and Osterode am Harz
分類 : 文化遺産
登録年 : 1992年
範囲変更年 : 2008年
範囲拡大年 : 2010年
登録基準 : (i) (ii) (iii) (iv)
遺産の面積 : 10.0989㎢
バッファ・ゾーン : 56.5469㎢
座標 :N51 53 24 E10 25 14.02(ランメルスベルク鉱山とゴスラーの歴史地区)

アクセス

フランクフルト国際空港からゴスラーまで鉄道利用で約3時間30分。

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター

2017年世界遺産検定1級合格。2018年世界遺産検定マイスター合格。2020年世界遺産アカデミー認定講師登録。福井県唯一の世界遺産アカデミー認定講師として、県内の公民館等での生涯学習講座講師として活動中。世界遺産プランニングチームpassword・『みんなで勉強会』リーダー。