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スギ科の巨木セコイアが生い茂る公園群
カリフォルニア州北西部、太平洋岸に位置する『レッドウッド国立・州立公園群』はスギ科の常緑樹セコイアの巨木が生い茂る公園群です。セコイアは樹皮が赤みを帯びていることから「レッドウッド」とも呼ばれています。平均樹齢は500年から700年に及び、成木は高さ100m近くまで成長します。セコイアの森は約1億6,000万年前から存在し、かつては世界中の湿潤温帯地域で見られましたが、現在では北米西海岸にのみ自生しています。レッドウッドの巨木は、耐久性に優れながら加工もしやすい良質な木材として重宝され、19世紀半ばには大量に伐採されました。特にゴールドラッシュ期には、移住者の住居建設に膨大な木材が必要とされたため、森の面積は大幅に減少し、現在ではかつての20分の1ほどにまで縮小しています。
海岸線と沿岸山地が育む多様な自然環境
レッドウッド国立・州立公園群はセコイアの原生林としては世界最大規模を誇り、世界有数の高木や古木が数多く残されています。公園の南端には樹高112.1mを誇る世界一高いセコイアがそびえ立っています。また、公園は海岸線と沿岸山地という2つの特徴的な自然環境に囲まれており、潮間帯や淡水河川には豊かな動植物が生息しています。園内では原生林や河川群落を見ることができ、シカ科最大種のワピチ、ハクトウワシ、アシカ、さらに絶滅危惧種のカリフォルニアカッショクペリカンなども確認されています。
アクセス
レッドウッド国立・州立公園群はカリフォルニア州とオレゴン州の州境に位置している。最寄りの空港はサンフランシスコ国際空港で、空港からは車での移動となる。国道101号線を北へ約5時間進むと公園の南端に近い町ユリーカに到着し、そこから公園南側の玄関口となる町オーリックまでは車で約45分。
執筆協力者PROFILE
國學院大学文学部史学科卒。東海大学大学院文学研究科史学専攻修士課程修了。文学修士。NPO法人世界遺産アカデミー認定講師。世界遺産検定マイスター。歴史能力検定1級。世界史、世界遺産、ビッグヒストリーに関するさまざまな書籍の執筆・翻訳・監修を手掛けてきた。
アクセス
レッドウッド国立・州立公園群はカリフォルニア州とオレゴン州の州境に位置している。最寄りの空港はサンフランシスコ国際空港で、空港からは車での移動となる。国道101号線を北へ約5時間進むと公園の南端に近い町ユリーカに到着し、そこから公園南側の玄関口となる町オーリックまでは車で約45分。
執筆協力者PROFILE
國學院大学文学部史学科卒。東海大学大学院文学研究科史学専攻修士課程修了。文学修士。NPO法人世界遺産アカデミー認定講師。世界遺産検定マイスター。歴史能力検定1級。世界史、世界遺産、ビッグヒストリーに関するさまざまな書籍の執筆・翻訳・監修を手掛けてきた。
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