about
イグサの簡易住居で季節ごとに移住
「リヒタースフェルドの文化的及び植物学的景観」は南アフリカの北西端、ナミビアとの国境付近に位置します。岩場や山峡、砂漠など荒涼とした風景が広がる一帯に、半遊牧民のナマ族が暮らしています。彼らはヤギや羊を連れて、山から川へと季節ごとに移住し、「ハル・オム」というイグサを編んだドーム型の簡易住居を組み立てて暮らしています。1,600km²もの広大な文化的景観には、遊牧のときの拠点となる集落が40ほどあり、そうした生活様式が今も見られる貴重な場所です。ここはナマ族にとってかけがえのない土地だと言えるでしょう。
霧によって育まれる多肉植物は世界屈指の植物相
雨はめったに降らず、南アフリカで最も乾燥している地域の一つですが、この厳しい自然環境で、アロエ・ディコトマをはじめとする多肉植物は世界屈指の植物相を誇ります。これらの植物は、地元の人々にはマルモッキースと呼ばれている大西洋から流れ込む濃い朝霧によって育まれています。遊牧生活を送るナマ族は、多肉植物の生態系を大切に守りながら、この地の自然を活用し、2,000年にわたって伝統的な生活を営んできました。
アクセス
スプリングボックから車で約2時間30分。
執筆協力者PROFILE
北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。
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スプリングボックから車で約2時間30分。
執筆協力者PROFILE
北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。
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