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1832年開通、全長202㎞
リドー運河は、カナダのオタワとオンタリオ湖畔のキングストンを結び、稼働しているものとしては北アメリカ大陸最古の運河です。全長202㎞にわたるこの運河は1832年に完成・開通し、現在も当時の建設場所および当初の構造で操業を続けています。このように1世紀以上前に建設され現役で稼働している世界遺産は非常に貴重なもので、日本では「明治日本の産業革命遺産」の三菱長崎造船所ジャイアント・カンチレバー・クレーンや同造船所第三船渠が有名です。
軍事戦略のためにつくられた運河が平和の運河へ
19世紀、建国後間もないアメリカ合衆国と、カナダを植民地とするイギリスとの間で米英戦争(1812~1814年)が勃発しました。この戦争を機に、カナダにはアメリカの侵攻を阻止するための要塞や運河が数多く建設されました。リドー運河も防御と輸送ルート確保のために建設され、大型蒸気船が航行できるように水位を調節するための47の堰が備えられています。しかしその後、米英が再び北米で軍事衝突することはありませんでした。リドー運河は19世紀中頃には商業用運河となり、19世紀後半から現在にかけては主に観光・レジャー用として活躍しています。
アクセス
オタワ・マクドナルド・カルティエ国際空港から電車で約40分、車で約10分。
執筆協力者PROFILE
世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』に囲まれた和歌山県で生まれ育つ。大学在学中に「ふるさとと世界をつなげたい」と決意し、自治体の国際交流について研究。現在公立高校の地理歴史・公民科教諭。一児の母でもあり、結婚式や子の七五三も故郷の世界遺産で行った。
アクセス
オタワ・マクドナルド・カルティエ国際空港から電車で約40分、車で約10分。
執筆協力者PROFILE
世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』に囲まれた和歌山県で生まれ育つ。大学在学中に「ふるさとと世界をつなげたい」と決意し、自治体の国際交流について研究。現在公立高校の地理歴史・公民科教諭。一児の母でもあり、結婚式や子の七五三も故郷の世界遺産で行った。
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