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バルト海の港湾都市として発展したラトビアの首都
ラトビアの首都リガは1201年に港街として築かれ、13~15世紀の中欧・東欧地域のハンザ同盟の主要な中心地として繁栄しました。16世紀以降はロシア、ポーランド、スウェーデンの抗争に巻き込まれ、1710年にはロシア帝国の支配を受けました。19世紀には急激な産業発展を遂げ、重要な経済的中心地となりました。初期に建築された建造物の多くは火災と戦争で破壊されましたが、ヨーロッパを代表するアール・ヌーヴォーの建築様式は現在も数多く残されています。
アール・ヌーヴォー建築が集中するアルベルタ通り
リガは19世紀後半から20世紀初頭にかけて建築されたアール・ヌーヴォー建築がヨーロッパの中で最も集中している都市として知られています。その数は800棟ほどあり、特にアルベルタ通りに著名なアール・ヌーヴォー建築が集中しています。伝説によるとリガはアルベルト司祭によって築かれたため、リガで最も美しいとされるアルベルタ通りは司祭の名前にちなんでつけられたと言われています。また建設は1901~1908年という短期間で行われました。
ヨーロッパでも珍しい木造建築が残る都市
リガにはゴシック、ルネサンス、バロック、古典主義、アール・ヌーヴォーなど様々な建築様式が混在していますが、さらにヨーロッパでは珍しい木造建築も残されています。その中でも特に優れているとされるのが、バッファー・ゾーンに位置するカルンツィエマ地区です。これら木造建築はアール・ヌーヴォーとも混在し、リガの大きな特色ともなっています。また、カルンツィエマ地区では週末になるとラトビアの職人や農家が運んできた様々な品物が市場に並べられ、地元の人々が集まり賑わいます。
アクセス
リガ国際空港からタクシーで10~20分。また空港から旧市街の近くまでバスが10~20分ごとに出発している。
執筆協力者PROFILE
筑波大学人文・文化学群人文学類在学。2021年度「世界遺産✕SDGsチャレンジ!」小論文部門、2022年度「世界遺産✕SDGs教員養成プログラム」で最優秀賞。現在は中央アジアを中心とする無形文化遺産の保護や活用について関心がある。
Properties
三兄弟の家
House of the Three Brothers/Trīs Brāļi
市庁舎広場
Riga Town Hall Square / Rīgas Rātslaukums
ブラックヘッドハウス
House of the Blackheads/Melngalvju nams
リガ城
Riga Castle/Rīgas pils
ユーゲントシュティール様式の建物
Art Nouveau architecture in Riga
アクセス
リガ国際空港からタクシーで10~20分。また空港から旧市街の近くまでバスが10~20分ごとに出発している。
執筆協力者PROFILE
筑波大学人文・文化学群人文学類在学。2021年度「世界遺産✕SDGsチャレンジ!」小論文部門、2022年度「世界遺産✕SDGs教員養成プログラム」で最優秀賞。現在は中央アジアを中心とする無形文化遺産の保護や活用について関心がある。
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