about
急峻な山と海岸線が生む、独自の都市景観
リオ・デ・ジャネイロは、急峻な山とコパカバーナやイパネマに代表される海岸に挟まれた独特な都市景観が特徴です。特に、コルコヴァードの丘のキリスト像、シュガーローフ、ウルカなどの特徴的な山並みが、都市と自然の調和を象徴しています。これらの地形は、都市の発展に大きな影響を与え、世界的に認知される景観を形成しています。
栄光の港町から、王都、そして旧都へ
1502年にポルトガル人探検家がこの地を発見し、16世紀半ばからはポルトガル王国の植民地となりました。18世紀に金の積出港として栄えると、1763年にサルヴァドル・デ・バイアからリオ・デ・ジャネイロへブラジル植民地の首都が遷されました。その後ポルトガル王室が移り住み、ポルトガル・ブラジル連合の首都となり、ブラジル独立後も首都であり続けましたが、1960年にブラジリアに首都が移されました。
芸術と文学に影響を与えた文化的景観
リオ・デ・ジャネイロの劇的な景観は、多くの芸術家や作家にインスピレーションを与えてきました。特に、グアナバラ湾、シュガーローフ、コルコヴァードの丘のキリスト像などのイメージは、19世紀中頃から世界的に認知され、都市の文化的アイデンティティの一部となっています。
アクセス
リオ・デ・ジャネイロの空港から市内までバスやタクシーで20~40分。
執筆協力者PROFILE
福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。
Details
コルコヴァードの丘
Corcovado Peak
キリスト像
Christ the Redeemer
グアナバラ湾の河口
The mouth of the Guanabara Bay
コパカバーナ海岸
Copacabana Beach Front
アクセス
リオ・デ・ジャネイロの空港から市内までバスやタクシーで20~40分。
執筆協力者PROFILE
福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。
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