about
絶滅危惧種も生息する生物圏保存地域
リオ・プラタノ生物圏保存地域はホンジュラス北東部のプラタノ川流域に広がる密林地帯です。中央アメリカに残る数少ない熱帯雨林の一つで、原生熱帯林のみならず山岳地帯や海岸など変化に富んだ自然景観がみられます。ここではコンゴウインコやジャガー、オオアリクイのほか、河口付近にはアメリカマナティなどレッドリストに登録されている動物も生息しています。また一帯は1980年にMBA計画の生物圏保存地域に指定されました。
危機遺産リストへの掲載は2度目
リオ・プラタノ生物圏保存地域は二度の危機遺産リストへの記載を経験しています。1982年に世界遺産に登録されたリオ・プラタノ生物圏保存地域は熱帯林の不法伐採やコンゴウインコの密猟により、1996年に危機遺産リストに記載されました。その後2007年に危機遺産リストから脱しますが、2011年に再び危機遺産リストに記載されました。これは不法伐採や密猟といった理由だけでなく、国内の治安の悪化や麻薬商人の広がりを受けて、国として管理が困難という理由からホンジュラス共和国政府の要請で記載されました。
考古学的にも重要な遺跡をもつ遺産
リオ・プラタノ生物圏保存地域の保護域内には考古学的に重要な遺跡が200以上存在しています。川沿いの大きな岩には岩絵が残っており、古代文化が存在していたことが示されています。地元の伝説では“ホワイトシティ”と呼ばれる古代都市の存在が語られており、南北アメリカの古代文化の中で重要な役割を果たしたと考えられています。この地域一帯は現在も先住民モスキート族の居住地域となっており、現在も伝統的な生活が営まれています。
アクセス
日本からの直行便はないため、アメリカなどで乗り継いでホンジュラスへ。首都テグシガルパや、サンペドロ・スーラからツアーを利用。
執筆協力者PROFILE
筑波大学人文・文化学群人文学類在学。2021年度「世界遺産✕SDGsチャレンジ!」小論文部門、2022年度「世界遺産✕SDGs教員養成プログラム」で最優秀賞。現在は中央アジアを中心とする無形文化遺産の保護や活用について関心がある。
アクセス
日本からの直行便はないため、アメリカなどで乗り継いでホンジュラスへ。首都テグシガルパや、サンペドロ・スーラからツアーを利用。
執筆協力者PROFILE
筑波大学人文・文化学群人文学類在学。2021年度「世界遺産✕SDGsチャレンジ!」小論文部門、2022年度「世界遺産✕SDGs教員養成プログラム」で最優秀賞。現在は中央アジアを中心とする無形文化遺産の保護や活用について関心がある。
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