王立展示館とカールトン庭園
王立展示館は現在も現役のイベントホールとして活用されている

遺産DATA

地域 : オセアニア 保有国 : オーストラリア連邦 所在地 : Melbourne, Victoria 分類 : 文化遺産 登録年 : 2004年 範囲変更年 : 2010年 登録基準 : (ii) 遺産の面積 : 0.26㎢ バッファ・ゾーン : 0.5526㎢ 座標 : S37 48 22 E144 58 13

about

初期の万国博覧会関連施設の貴重な保存例

1880年、1888年とメルボルン万国博覧会の展示会場となった場所で、初期の万国博覧会の展示場の典型といわれています。現代の万国博覧会の展示会場は「パビリオン」と呼ばれる仮設の建物が多いですが、ここは万博終了後もしっかり残され保存されています。初期の万国博覧会関連の施設は、現在はほとんど残っていないため、ここは数少ない貴重な保存例です。建物は多様な建材と多様な建築様式を融合して建てられ、平面は十字型で中央にドームが乗った形です(このドームはフィレンツェのドゥオーモを模したといわれます)。カールトン庭園は並木道を設けて噴水や湖を配した美しい庭園です。

アクセス

メルボルン市内の パーラメント駅から徒歩10分。

執筆協力者PROFILE

細谷 正文
細谷 正文
大東文化大学・フェリス女学院大学講師/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師

早稲田大学卒業。損害保険会社勤務の傍ら世界遺産を勉強し、退職後いくつかの大学にて関連講座を担当。現在は大学講師と趣味の音楽(クラシック歌手)の二刀流。

遺産DATA

所在地 : Melbourne, Victoria
分類 : 文化遺産
登録年 : 2004年
範囲変更年 : 2010年
登録基準 : (ii)
遺産の面積 : 0.26㎢
バッファ・ゾーン : 0.5526㎢
座標 :S37 48 22 E144 58 13

アクセス

メルボルン市内の パーラメント駅から徒歩10分。

執筆協力者PROFILE

細谷 正文
細谷 正文
大東文化大学・フェリス女学院大学講師/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師

早稲田大学卒業。損害保険会社勤務の傍ら世界遺産を勉強し、退職後いくつかの大学にて関連講座を担当。現在は大学講師と趣味の音楽(クラシック歌手)の二刀流。