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サハラを横断する金貿易の力を示す石壁の要塞
ロロペニの遺跡群は、堂々たる石壁を持つ11,130㎡の広さの敷地を持ち、ロビ地域にある10の要塞の中で最も保存状態が良いものです。この要塞は、サハラ砂漠を横断する金取引の力を物語る100もの石造要塞群の一部になっています。近年の発掘調査により、ロロペニの石積みの囲いは少なくとも11世紀にまで遡ることが示されており、14世紀から17世紀に最盛期を迎え、集落のネットワークの重要な一部であったことが立証されました。これらは、金貿易によって生み出された独自の集落を示す類まれな証拠となっています。
金採掘と加工を支配したローロン族やクーランゴ族
この遺跡は、コートジボワール、ガーナ、トーゴの国境付近に位置しており、かつてローロン族またはクーランゴ族が居住していました。彼らは、14世紀から17世紀の金採掘が最盛期を迎えた際に、金の採掘と加工を支配していました。ロロペニは、西アフリカの広範な地域において要塞集落の最も保存状態の良い例であり、少なくとも7世紀にわたって存続したと考えられる金採掘の伝統と結びついています。この場所は、ブルキナファソで最初に登録された世界遺産であすが、その歴史と機能には多くの謎が残されており、さらなる情報が得られることが期待されています。
西アフリカの他の城塞都市とは異なる集落の類型
ロロペニの遺跡は、ナイジェリアの城壁都市や、ガーナ、マリ、ソンガイ帝国の一部として栄えたニジェール川上流の都市などの西アフリカの他の城壁都市とはかなり異なる類型の構造を反映しています。この独自の構造は、金貿易が大西洋岸とのつながりを反映しているように見えます。この遺跡は、19世紀初頭に最終的に放棄されましたが、大規模かつ最良に保存された要塞集落としての完全性が保たれています。この遺跡は、地域の社会組織や機能を理解するための確かな基盤を今も提供しています。
アクセス
首都のワガドゥグーから最寄りの都市のガワまで車で約6〜7時間。ガワ中心部からはタクシーで約15〜20分。
執筆協力者PROFILE
福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。
アクセス
首都のワガドゥグーから最寄りの都市のガワまで車で約6〜7時間。ガワ中心部からはタクシーで約15〜20分。
執筆協力者PROFILE
福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。
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