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フェニキアの交易所からローマ都市への変遷
リビアのトリポリの海岸にあるサブラータは、元々フェニキア人の交易所として設立され、アフリカ内陸部の産物の輸出拠点としての役割を果たしました。紀元前4世紀には、黄金、奴隷、象牙などの中継貿易で栄えましたが、短命だったヌミディアのマシニッサ王国の一部となった後、ローマ化され、西暦2世紀から3世紀にかけて再建されました。この再建期にサブラータは最大の繁栄を享受し、美しい記念建造物が建設されました。この遺跡は、地中海における貿易拠点が、いかにローマ帝国の影響下で大きく変貌を遂げたかを物語っています。
北アフリカ最大の円形劇場などの壮麗な公共建造物群
サブラータの遺跡には、城壁、公共広場、アントニヌス・ピウス神殿など、ローマ時代の壮麗な公共建築が残っています。中でも紀元3世紀初頭に建設された円形劇場は、北アフリカで最大規模を誇り、5,000人を収容できました。この劇場は、皇帝コンモドゥスの治世下に建設された可能性が高く、この時期にサブラータが地中海貿易によって大きな富を築き、ローマ文化を反映した豪華な都市へと変貌したことを象徴しています。
アクセス
トリポリ発の日帰りツアーに参加するのが一般的で車で約1時間〜1時間半。
執筆協力者PROFILE
福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。
アクセス
トリポリ発の日帰りツアーに参加するのが一般的で車で約1時間〜1時間半。
執筆協力者PROFILE
福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。
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