サブラータの考古遺跡
フェニキア三大都市のひとつ。ローマ時代に建設された円形劇場が残る

遺産DATA

地域 : アフリカ 保有国 : リビア 分類 : 文化遺産 登録年 : 1982年 危機遺産 : 2016年~ 登録基準 : (iii) 遺産の面積 : 0.90534㎢ 座標 : N32 48 19.008 E12 29 6

about

フェニキアの交易所からローマ都市への変遷

リビアのトリポリの海岸にあるサブラータは、元々フェニキア人の交易所として設立され、アフリカ内陸部の産物の輸出拠点としての役割を果たしました。紀元前4世紀には、黄金、奴隷、象牙などの中継貿易で栄えましたが、短命だったヌミディアのマシニッサ王国の一部となった後、ローマ化され、西暦2世紀から3世紀にかけて再建されました。この再建期にサブラータは最大の繁栄を享受し、美しい記念建造物が建設されました。この遺跡は、地中海における貿易拠点が、いかにローマ帝国の影響下で大きく変貌を遂げたかを物語っています。

北アフリカ最大の円形劇場などの壮麗な公共建造物群

サブラータの遺跡には、城壁、公共広場、アントニヌス・ピウス神殿など、ローマ時代の壮麗な公共建築が残っています。中でも紀元3世紀初頭に建設された円形劇場は、北アフリカで最大規模を誇り、5,000人を収容できました。この劇場は、皇帝コンモドゥスの治世下に建設された可能性が高く、この時期にサブラータが地中海貿易によって大きな富を築き、ローマ文化を反映した豪華な都市へと変貌したことを象徴しています。

アクセス

トリポリ発の日帰りツアーに参加するのが一般的で車で約1時間〜1時間半。

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター

福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。

遺産DATA

地域 : アフリカ
保有国 : リビア
分類 : 文化遺産
登録年 : 1982年
危機遺産 : 2016年~
登録基準 : (iii)
遺産の面積 : 0.90534㎢
座標 :N32 48 19.008 E12 29 6

アクセス

トリポリ発の日帰りツアーに参加するのが一般的で車で約1時間〜1時間半。

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター

福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。