about
険しい山間の谷に残る都市
トルコ北部、黒海沿岸に位置する『サフランボルの旧市街』は、紀元前3000年頃に起源をもつと言われています。町の名の由来は、かつてこの地に「サフラン」が群生していたためと言われています。険しい山間の谷間に広がる町は、隊商都市として発展し、13世紀から鉄道が開通する20世紀初頭まで、黒海と地中海を結ぶ交易路上の要衝として栄えました。特にオスマン帝国時代の17世紀に最も栄え、今でも山の斜面にはトルコ風の伝統的な木造建築が立ち並んでいます。世界遺産にはチュクルと呼ばれる旧市街、クランキョイと呼ばれる新市街、丘の上にあるバーラルと呼ばれる住宅地が登録されています。
独特な建築様式の伝統的家屋
旧市街のチュクルには、1階は基礎と壁が石造り、2階以上は木の柱や梁と土壁というトルコの伝統的な木造家屋が並んでいます。また建物の上階の部分は道路にせり出しており、独自の様式です。このような街並みは、近代化に伴い他方ではほとんど姿を消してしまったため、サフランボルの街並みは非常に貴重です。現在でも、数軒の民家の内部公開が行われており、東南にあるフドゥルルックの丘からは、サフランボルの町全体を見渡すことができるため、観光客にもおすすめです。

アクセス
首都アンカラから車で約3時間。
執筆協力者PROFILE
世界遺産検定初代マイスターの一人。地歴公民科の教諭として7年間大阪の公立高校で勤務。現在、世界遺産アカデミー認定講師として大学や私立中学で講義、授業を展開。また、自身のYouTubeチャンネル「翼の世界史チャンネル」で受験世界史の動画を配信。
アクセス
首都アンカラから車で約3時間。
執筆協力者PROFILE
世界遺産検定初代マイスターの一人。地歴公民科の教諭として7年間大阪の公立高校で勤務。現在、世界遺産アカデミー認定講師として大学や私立中学で講義、授業を展開。また、自身のYouTubeチャンネル「翼の世界史チャンネル」で受験世界史の動画を配信。
Similar Heritage
特徴が似た遺産を探す