サルヴァドル・デ・バイアの歴史地区
カラフルな家屋の奥にひときわ高い塔をもつホザーリオ・ドス・プレートス教会がそびえる

遺産DATA

地域 : 南米 保有国 : ブラジル連邦共和国 所在地 : Bahia State 分類 : 文化遺産 登録年 : 1985年 登録基準 : (iv) (vi) 遺産の面積 : 2㎢ バッファ・ゾーン : 4.52㎢ 座標 : S12 58 22.501 W38 30 46.7

about

多文化が息づき、植民地ブラジルの首都として反映

サルヴァドル・デ・バイアは、1549年から1763年までブラジルの初代首都であり、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカ先住民の文化が融合した都市です。​特に1558年からは、新世界初の奴隷市場が設けられ、サトウキビプランテーションでの労働力として多くのアフリカ人が連れてこられました。​この歴史的背景は、現在のサルヴァドルの文化や社会に深く影響を与えています。

植民地時代の遺跡に適応したルネサンス都市構造

歴史地区は、上町(シダーデ・アルタ)と下町(シダーデ・バイシャ)に分かれ、上町は防衛、行政、住宅地区として発展しました。この都市構造は、ルネサンス都市計画の優れた例とされ、17世紀から19世紀の宗教、行政、軍事、商業、記念碑的建築が密集しています。​ペロウリーニョ地区などの歴史的中心地には、16世紀の都市計画が忠実に残されており、色鮮やかな家々が並び、精緻な漆喰装飾が施されています。

アクセス

サルヴァドール空港からタクシーやバスなどで約30~40分。

執筆協力者PROFILE

たまやん
たまやん
NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター

福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。

遺産DATA

地域 : 南米
所在地 : Bahia State
分類 : 文化遺産
登録年 : 1985年
登録基準 : (iv) (vi)
遺産の面積 : 2㎢
バッファ・ゾーン : 4.52㎢
座標 :S12 58 22.501 W38 30 46.7

アクセス

サルヴァドール空港からタクシーやバスなどで約30~40分。

執筆協力者PROFILE

たまやん
たまやん
NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター

福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。