青銅器時代のサンマルラハデンマキ墓群
かつてボスニア湾の沿岸はこの辺りにあり、海が見える位置に墓地が築かれていたと考えられている

遺産DATA

地域 : ヨーロッパ 保有国 : フィンランド共和国 所在地 : Region of Satakunta, Province of Western Finland 分類 : 文化遺産 登録年 : 1999年 登録基準 : (iii) (iv) 座標 : N61 7 14.016 E21 46 39

about

太陽崇拝に関連した社会構造・宗教構造の証拠

フィンランド南東部にあるサンマルラハデンマキ墓群は、紀元前1500年から紀元前500年頃にかけてのスカンジナビア地方の青銅器文化の遺跡群で、36㏊の敷地には33基の埋葬墓が点在しています。墓は崖から採取された花崗岩の巨石で作られるのが通常でしたが、「フルート長石塚」と呼ばれる古い石壁に囲まれたものや「教会の床」として知られる大きな四角形をしたものなど、他では見ることのできない珍しいものも現存しています。これらの墓は、この地域に広まった太陽崇拝という新しい信仰に関係しており、農耕の導入と共に現れたと考えられている親族集団による土地所有の在り方を示しているとも考えられています。墓群は、この地域における社会的・宗教的構造を示す貴重な証拠であり、死者崇拝の文化や独特の埋葬法方など、当時の風習を物語る重要な遺産です。

青銅器時代のサンマルラハデンマキ墓群
約3,000年前の青銅器時代にまでさかのぼる墓地(©dudlajzov/Adobe Stock)

アクセス

ヘルシンキからバス利用で約5時間(運行日限定)、車では約3時間。

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター

2017年世界遺産検定1級合格。2018年世界遺産検定マイスター合格。2020年世界遺産アカデミー認定講師登録。福井県唯一の世界遺産アカデミー認定講師として、県内の公民館等での生涯学習講座講師として活動中。世界遺産プランニングチームpassword・『みんなで勉強会』リーダー。

遺産DATA

所在地 : Region of Satakunta, Province of Western Finland
分類 : 文化遺産
登録年 : 1999年
登録基準 : (iii) (iv)
座標 :N61 7 14.016 E21 46 39

アクセス

ヘルシンキからバス利用で約5時間(運行日限定)、車では約3時間。

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター

2017年世界遺産検定1級合格。2018年世界遺産検定マイスター合格。2020年世界遺産アカデミー認定講師登録。福井県唯一の世界遺産アカデミー認定講師として、県内の公民館等での生涯学習講座講師として活動中。世界遺産プランニングチームpassword・『みんなで勉強会』リーダー。