about
要塞を持たない最初のスペイン植民都市
大西洋のアフリカ沖に浮かぶカナリア諸島最大の島テネリフェ島に『サン・クリストバル・デ・ラ・ラグナ』は位置しています。ここは後のアメリカ大陸における植民地政策のモデルとなった都市です。1497年、アケレ谷の標高550mにある山の手地区の旧市街(アッパータウン)とは別に、新たな都市計画として新街区の下町地区(ロワータウン)が開発されます。旧市街の東1kmにある下町地区では、広々とした区間に大聖堂や病院などが規則正しく配列されました。サン・クリストバル・デ・ラ・ラグナは、要塞を持たない最初のスペイン植民都市であり、現在は大学都市としても広く知られています。
ダ・ヴィンチ構想の都市計画採用の街
1502年、レオナルド・ダ・ヴィンチ構想のイタリア・イモラの都市計画を当時の軍政府長官がこの地に採用します。広い街路に公的な空間、それらを繋ぐ小さな通りが碁盤の目状に建設されました。また、下町地区には主に支配階級が集まり、市議会が水道を敷設するなど、公共施設の建設を含めたインフラ整備が進められました。現在、山の手地区と下町地区の双方に16~18世紀の建造物が多く立ち並び、その建築様式はムデハル様式、新古典主義様式、モダニズム、近現代建築と実に多様です。なかでも1511年建設のコンセプシオン教会や18世紀末創設の大学はこの地の中心的建造物として知られています。
アクセス
バルセロナ、エル・プラット空港からテネリフェ・ノルテ空港まで飛行機で約3時間半。空港からサンタ・クルス行きのバスでラグナまで約5分。
執筆協力者PROFILE
広島県出身。平和継承の入口として世界遺産検定を受験。現在は認定講師として大学、専門学校等で講座実施。2021年にポッドキャスト「行きたくなる世界遺産!」(地域情報/トラベル部門最高2位獲得)を開設しパーソナリティを務めつつ世界遺産関連施設で番組イベントを開催。
アクセス
バルセロナ、エル・プラット空港からテネリフェ・ノルテ空港まで飛行機で約3時間半。空港からサンタ・クルス行きのバスでラグナまで約5分。
執筆協力者PROFILE
広島県出身。平和継承の入口として世界遺産検定を受験。現在は認定講師として大学、専門学校等で講座実施。2021年にポッドキャスト「行きたくなる世界遺産!」(地域情報/トラベル部門最高2位獲得)を開設しパーソナリティを務めつつ世界遺産関連施設で番組イベントを開催。
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