about
「王の道」を守るために建設された要塞都市
『サン・ミゲルの要塞都市とアトトニルコにあるナザレのイエスの聖地』は、要塞都市と都市から14km離れたアトトニルコの聖地で構成されています。サン・ミゲルの要塞都市は16世紀に整備され、内陸部の王の道として世界遺産に登録されている『カミノ・レアル・デ・ティエラ・アデントロ』を守るために築かれました。その都市は鉱山とメキシコシティを結ぶルートを防衛する役割を果たし、後に毛皮産業で発展しました。18世紀のバロック様式から19世紀後半のネオゴシック様式まで建築様式の変化を示す重要な歴史的建造物が多く残っています。
サン・ミゲル・アルカンヘル教区教会
18世紀に多くの宗教建築や公共建築が、メキシコ・バロック様式で建設されました。街にはバロック様式のみならず、新古典主義様式の建物も残っています。バロック様式の代表例には三層の塔とファサードが豪華なサン・フランシスコ教会が挙げられます。傑作と言える建築物が数多く残る街の中でも一際目を引くのがサン・ミゲル・アルカンヘル教区教会で、それはピンク色の石で建てられています。ネオゴシック様式のファサードや尖頭アーチが美しく、街のシンボルになっています。
アトトニルコのナザレのイエスの聖地
アトトニルコにあるナザレのイエスの聖地は、サン・ミゲルから14km離れた場所に位置しています。教会、いくつかの礼拝堂、聖墳墓など宗教関連施設が1つに結びついた複合施設です。内部は印象的な絵画で装飾されており、これらは聖職者が教義や聖書の一節を説明するときに役立ちました。アトトニルコの絵画や建築はヌエバ・エスパーニャにおけるバロック美術と建築の最も優れた例の1つとして評価されています。
アクセス
直行バスでメキシコシティから約4時間、ケレタロから約2時間20分。州都グアナフアトからバスで約1時間。アトトニルコまではサン・ミゲルからバスが発車(30分おき)。
執筆協力者PROFILE
筑波大学人文・文化学群人文学類在学。2021年度「世界遺産✕SDGsチャレンジ!」小論文部門、2022年度「世界遺産✕SDGs教員養成プログラム」で最優秀賞。現在は中央アジアを中心とする無形文化遺産の保護や活用について関心がある。
アクセス
直行バスでメキシコシティから約4時間、ケレタロから約2時間20分。州都グアナフアトからバスで約1時間。アトトニルコまではサン・ミゲルからバスが発車(30分おき)。
執筆協力者PROFILE
筑波大学人文・文化学群人文学類在学。2021年度「世界遺産✕SDGsチャレンジ!」小論文部門、2022年度「世界遺産✕SDGs教員養成プログラム」で最優秀賞。現在は中央アジアを中心とする無形文化遺産の保護や活用について関心がある。
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