植民都市サント・ドミンゴ
カトリック両王の命により、クリストファー・コロンブスによって建設されたサント・ドミンゴの植民都市。その後の新世界における植民都市のモデルとなった

遺産DATA

地域 : 中米・カリブ海 保有国 : ドミニカ共和国 所在地 : Distrito Nacional 分類 : 文化遺産 登録年 : 1990年 範囲変更年 : 2024年 登録基準 : (ii) (iv) (vi) 遺産の面積 : 1.06㎢ バッファ・ゾーン : 4.6549㎢ 座標 : N18 28 20.618 W69 53 9

about

新大陸最古の病院、大聖堂が存在する植民都市

カリブ海に浮かぶ島国ドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴは、1492年にクリストファー・コロンブスが到着してから、新大陸最古のスペイン植民地政策の活動拠点となった都市です。都市は1498年にコロンブスの弟バーソロミュー・コロンブスによって築かれました。マヨール広場を中心に格子状に街路が交わる配置は、その後の新世界における都市計画に影響を与えました。代表的な建築物には、16世紀初めに完成した新大陸最古の病院サン・ニコラス・デ・パリ病院があります。新大陸最古の大聖堂であるサンタ・マリア・ラ・メノール大聖堂はゴシック様式とルネサンス様式の特徴を併せ持っています。コロンブスの遺骨を納めた棺が安置されていましたが、1992年にコロンブス記念灯台に移されました。

アクセス

ラス・アメリカス国際空港から市内までタクシーで約30分。

執筆協力者PROFILE

萩原 卓
萩原 卓
NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター/森林インストラクター/自然観察指導員/国家資格キャリアコンサルタント

大阪府出身。大学卒業後電気機器メーカーに入社、2015年退職。在職時代世界遺産に興味を持ち、2010年世界遺産検定マイスター資格取得、以降世界遺産アカデミー認定講師として、大学、自治体、カルチャー教室等で世界遺産講座や世界遺産検定対策講座など多数実施中。

遺産DATA

所在地 : Distrito Nacional
分類 : 文化遺産
登録年 : 1990年
範囲変更年 : 2024年
登録基準 : (ii) (iv) (vi)
遺産の面積 : 1.06㎢
バッファ・ゾーン : 4.6549㎢
座標 :N18 28 20.618 W69 53 9

アクセス

ラス・アメリカス国際空港から市内までタクシーで約30分。

執筆協力者PROFILE

萩原 卓
萩原 卓
NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター/森林インストラクター/自然観察指導員/国家資格キャリアコンサルタント

大阪府出身。大学卒業後電気機器メーカーに入社、2015年退職。在職時代世界遺産に興味を持ち、2010年世界遺産検定マイスター資格取得、以降世界遺産アカデミー認定講師として、大学、自治体、カルチャー教室等で世界遺産講座や世界遺産検定対策講座など多数実施中。