about
イギリスが有する貴重な複合遺産
スコットランド北西部の沖合にあるセント・キルダ諸島は、2,000年以上にわたって厳しい環境の中で人々が生活していた証拠を残しており、農耕や羊の飼育など自給自足による土地利用がみられる文化的景観です。また、火山活動後の風化と氷河による浸食作用によって生まれた険しい断崖や海食柱といった景観を有しています。海鳥の繁殖地でもあり、ニシツノメドリやシロカツオドリなど多様な鳥類約100万羽が営巣しています。2026年3月時点で、イギリス唯一の複合遺産でもあります。
長年、人々が自給自足の生活を送っていた地
セント・キルダ諸島は1930年から無人島となっていますが、現地には石積みでつくられた貯蔵構造物「クリート」などが残っており、近年の調査によって、4,000年以上、人々が断続的に生活を続けてきたことが示されています。人々は農業だけでなく、海鳥を捕まえ、肉は食料に、羽毛は輸出品として活用するなど、海鳥から得られる生産物を生計の一部としていました。人々は自然から得られる資源を最大限に活用する自給自足の生活を送っていました。
アクセス
日本からヨーロッパの主要空港を経てスコットランドのグラスゴーへ空路で。さらにストーノウェーやベンベキュラ空港でセント・キルダ諸島の東に位置するアウター・ヘブリディーズ諸島へ。その地の港町からツアーに参加するのが主流。
執筆協力者PROFILE
民間企業勤務のサラリーマンで、知識量よりも考え方の多様性を充実させることに重きを置く。暫定リスト入りを目指している「四国八十八箇所霊場と遍路道」で、お接待などで外国人やお遍路さんに遍路文化や世界遺産の魅力を伝える活動をライフワークにしている。趣味は辺境地の世界遺産巡り、世界遺産関連の書籍や手ぬぐいの収集、発酵食品作りなど。
アクセス
日本からヨーロッパの主要空港を経てスコットランドのグラスゴーへ空路で。さらにストーノウェーやベンベキュラ空港でセント・キルダ諸島の東に位置するアウター・ヘブリディーズ諸島へ。その地の港町からツアーに参加するのが主流。
執筆協力者PROFILE
民間企業勤務のサラリーマンで、知識量よりも考え方の多様性を充実させることに重きを置く。暫定リスト入りを目指している「四国八十八箇所霊場と遍路道」で、お接待などで外国人やお遍路さんに遍路文化や世界遺産の魅力を伝える活動をライフワークにしている。趣味は辺境地の世界遺産巡り、世界遺産関連の書籍や手ぬぐいの収集、発酵食品作りなど。
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