フヴァル島のスターリ・グラード平地
約2,400年前から継続してブドウとオリーブの栽培が行われてきた、地中海に浮かぶ島

遺産DATA

地域 : ヨーロッパ 保有国 : クロアチア共和国 所在地 : Split and Dalmatia Counties 分類 : 文化遺産 登録年 : 2008年 登録基準 : (ii) (iii) (v) 遺産の面積 : 13.7653㎢ バッファ・ゾーン : 64.0313㎢ 座標 : N43 10 54 E16 38 19

about

約2,400年続くブドウやオリーヴの栽培

クロアチア南部、アドリア海に浮かぶフヴァル島には、紀元前4世紀の景観を今に伝える街「スターリ・グラード」があります。その始まりは、パロス島のギリシャ人が農業目的で入植したことに遡ります。入植者たちはこの肥沃な土地を石壁で幾何学的に区分けしてチョーラと呼ばれる農地を形成し、そこでブドウやオリーヴを栽培しました。こうしたシステムによる農業は、およそ2,400年の時を経た今も続けられており、よそにはない独特の景観となっています。貯蔵庫として使われてきた石造りの建物などは、地中海世界における農業史とその進化を知る上でも興味深いものです。本遺産は古代から続く伝統的な定住地の一例ですが、今日では、過疎化や慣習的な農法の放棄などによって、集落の維持が困難になってきているようです。

アクセス

スプリトからフェリーに乗車し、スターリ・グラード港へ。所要時間1時間50分。港からはフェリーの到着に合わせてバスが出ている。

執筆協力者PROFILE

記者(フリーランス)/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師

北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。

遺産DATA

所在地 : Split and Dalmatia Counties
分類 : 文化遺産
登録年 : 2008年
登録基準 : (ii) (iii) (v)
遺産の面積 : 13.7653㎢
バッファ・ゾーン : 64.0313㎢
座標 :N43 10 54 E16 38 19

アクセス

スプリトからフェリーに乗車し、スターリ・グラード港へ。所要時間1時間50分。港からはフェリーの到着に合わせてバスが出ている。

執筆協力者PROFILE

記者(フリーランス)/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師

北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。