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アケメネス朝ペルシャの首都で「王の道」の起点
スーサは、イランの南西部にある古代ペルシャ帝国(アケメネス朝)の古都です。紀元前6世紀に帝国の最盛期を築いたダレイオス1世がパサルガダエから遷都しました。もともとこの地は、アケメネス朝以前は紀元前3,000年ごろにまで遡る古代エラム王国の首都でした。また、アケメネス朝以後もパルティア王国等の重要都市となり、何千年にもわたり中東地域の中心的存在でした。アケメネス朝時代に帝国中に張り巡らされ、迅速な情報収集と物流により帝国の繁栄の基礎を築いた道「王の道」はすべてここを起点として各地へ伸びていました。現在のスーサには「アクロポリス」「アパダーナ」「王の都市」「技師の都市」の4つの遺構が残されています。
有名な「ハンムラビ法典」の石碑が出土
1902年にこの地で、ある石碑が発見されました。それには古代の楔形文字がびっしりと刻まれていました。これが有名な「ハンムラビ法典」でした。現在パリのルーブル美術館で見ることができます。高さ2mちょっとの石碑の裏に紀元前1,500年頃のバビロニアのハンムラビ王が制定した法律が刻まれています。これはアケメネス朝に先立つ古代エラム王国の王がバビロニアから奪取してきたものがスーサに埋もれていたということです。
アクセス
2025年12月現在、当該地域のイラクとの国境付近には危険レベル3の渡航中止勧告が出ており、渡航は困難。
執筆協力者PROFILE
早稲田大学卒業。損害保険会社勤務の傍ら世界遺産を勉強し、退職後いくつかの大学にて関連講座を担当。現在は大学講師と趣味の音楽(クラシック歌手)の二刀流。
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2025年12月現在、当該地域のイラクとの国境付近には危険レベル3の渡航中止勧告が出ており、渡航は困難。
執筆協力者PROFILE
早稲田大学卒業。損害保険会社勤務の傍ら世界遺産を勉強し、退職後いくつかの大学にて関連講座を担当。現在は大学講師と趣味の音楽(クラシック歌手)の二刀流。
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