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水郷の街・蘇州
江蘇省東部、長江デルタに位置する蘇州は、いくつもの水路が張り巡らされた水郷の街です。紀元前514年に春秋時代に呉の都として築かれ、北方への物流の拠点として発展してきました。蘇州における庭園の歴史は紀元前6世紀に遡り、呉の王がつくった王室狩猟庭園が先駆けと言われています。4世紀頃に私的な庭園が築かれるようになり、18世紀に最盛期を迎えました。蘇州には50以上の庭園が残り、そのうちの9つは中国で最も優れた山水庭園であるとされています。
中国における山水庭園の傑作
蘇州の園林は16~18世紀に街の官僚や豪商、文人が私的に築いた古典庭園です。自然景観を再現する中国庭園の中でも、豊かな水を利用した池を中心としているのが特徴で、楼閣や回廊などで構成されている庭園は、明朝方式として各地に広がりました。世界遺産には拙政園、留園、網師園、環秀山荘、獅子林、滄浪亭、芸園、耦園、退思園の9つの庭園が登録されています。なかでも、唐の詩人陸亀蒙の私邸で約5万㎡の敷地面積をもつ蘇州最大規模の拙政園と、巨岩「冠雲峰」など築山の見事さで知られる留園は、中国四大庭園に数えられています。なお、中国四大名園は拙政園と留園の他に、北京の頤和園、承徳の避暑山荘とされていて、いずれも世界遺産として登録されています。
アクセス
上海から高速鉄道で30分〜1時間。バスでは約2時間。
執筆協力者PROFILE
大阪府出身。大学卒業後電気機器メーカーに入社、2015年退職。在職時代世界遺産に興味を持ち、2010年世界遺産検定マイスター資格取得、以降世界遺産アカデミー認定講師として、大学、自治体、カルチャー教室等で世界遺産講座や世界遺産検定対策講座など多数実施中。
アクセス
上海から高速鉄道で30分〜1時間。バスでは約2時間。
執筆協力者PROFILE
大阪府出身。大学卒業後電気機器メーカーに入社、2015年退職。在職時代世界遺産に興味を持ち、2010年世界遺産検定マイスター資格取得、以降世界遺産アカデミー認定講師として、大学、自治体、カルチャー教室等で世界遺産講座や世界遺産検定対策講座など多数実施中。
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