about
歴代皇帝も訪れた半島進出の拠点
スペイン北東部にあるタラゴナは、イベリア半島で最古級のローマ人居住地です。紀元前218年に古代ローマに占領された後、イベリア半島進出の拠点となって歴代の皇帝たちも訪れるようになりました。ローマ帝国時代にはイベリア半島における主要な行政・商業都市へと発展。イベリア半島最大規模の都市、かつ、半島全域における皇帝崇拝の中心地になりました。ローマ世界において、他の地域の属州都市のモデルにもなっており、ローマの都市計画と設計の発展を知る上でも非常に重要なものと言えます。
ローマ属州都市の壮大さを物語る建築群
今も多くの貴重な建造物が残り、考古学的発掘調査によって、都市創設時の共和政ローマ時代から初期キリスト教時代までのローマ人居住地の一部が明らかになっています。現在も1㎞にわたる城壁、皇帝の祭壇跡、公共広場、円形闘技場、初期キリスト教の墓地などを確認することができます。2層のアーチを持ち、高さ27m、全長217mにも及ぶ高架式水路「ラス・ファレラス水道橋」など、ローマ世界における植民都市の模範となった建築も残っています。遺跡の多くは断片的ですが、ローマの属州都市の壮大さを鮮やかに物語っているのです。
アクセス
直行便や経由便でスペインの主要都市へ。バルセロナからタラゴナへは高速列車で1時間~1時間半。マドリードからはサラゴサ経由の高速列車で3時間。タラゴナの駅から遺跡群までは徒歩10分程度。
執筆協力者PROFILE
文化遺産や美術工芸を自身のテーマに関西や北陸、四国で長年取材・執筆。アンコールやマヤなど海外の遺跡取材や、「世界遺産ポンペイの壁画展」などの展覧会運営にも携わった。国内唯一の点字新聞でデスクを担った経験から、世界遺産のアクセシビリティーにも関心を持つ。
アクセス
直行便や経由便でスペインの主要都市へ。バルセロナからタラゴナへは高速列車で1時間~1時間半。マドリードからはサラゴサ経由の高速列車で3時間。タラゴナの駅から遺跡群までは徒歩10分程度。
執筆協力者PROFILE
文化遺産や美術工芸を自身のテーマに関西や北陸、四国で長年取材・執筆。アンコールやマヤなど海外の遺跡取材や、「世界遺産ポンペイの壁画展」などの展覧会運営にも携わった。国内唯一の点字新聞でデスクを担った経験から、世界遺産のアクセシビリティーにも関心を持つ。
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