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レコンキスタでスペインを追われた避難民が街を再建
モロッコの北部、地中海沿岸に位置するテトゥアン。ここは8世紀頃から始まるイスラーム期に、モロッコとイベリア半島を結ぶ戦略的拠点として重要視されていました。14世紀に入るとマリーン朝が街を築きましたが、100年も経たないうちに、スペイン軍に破壊されてしまいました。その後、レコンキスタ(国土回復運動)でスペインからこの地に逃げてきたムスリムやユダヤ教徒ら避難民によって街は再建され、城塞化された都市として歩むことになりました。デルサ山の急斜面につくられた旧市街は約5㎞の城壁に囲まれています。
迷路のように路地が入り組んでいる旧市街
旧市街へは7つの門から出入りすることができます。足を一歩踏み入れると、入り組んだ路地が広がっており、それはまるで迷路のようです。それぞれの門を結ぶ大通りが旧市街を横断しており、広場やモスクなどの公共施設、隊商宿、さらには職人街や商業地区へとつながっています。また、そこから生じる細い通路は、居住区へと通じています。〝白い鳩〟の異名があるテトゥアンは、石灰で塗られた白い壁が連なる景観が特徴的で、アンダルシア文化とモロッコ文化が融合した独特の建造物が目立ちます。17世紀に建てられた王宮はその典型例です。
アクセス
タンジェからバスで約1時間。
執筆協力者PROFILE
北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。
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タンジェからバスで約1時間。
執筆協力者PROFILE
北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。
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