about
カラフルな色彩の平屋建築が美しい街
メキシコ湾岸に位置するトラコタルパンは色鮮やかな建物と、スペイン植民地時代に設計された都市が良好な状態で残る街です。18世紀末に壊滅的な火災を経験したため、現在の都市の姿は18世紀末に計画されたものです。街はスペイン地区と先住民地区との2つのセクターに分かれており、そこにはスペインとカリブ海の伝統が混合した色彩豊かな建物が建ち並んでいます。
カリブ海の伝統が反映されカラフルで華やかな家屋
トラコタルパンの建築は、平屋住宅で鮮やかな色彩の外装、中庭を備えた間取りなど、独自の特徴を備えています。通りにはアーチ型のファサードが連なっています。18世紀末の火災で、新古典主義様式の建物に再建された際に、地元の好みに合わせて最大5色が追加され、現在の明るく華やかな街になりました。ピンクや水色、黄色など鮮やかで統一感のある建物と、木々が生い茂る様子が調和した風景は、開放的な雰囲気を生み出しています。
パパロアパン川と街の歴史
トラコタルパンは街の近くを流れるパパロアパン川と、歴史的にも文化的にも深い関係があります。トラコタルパンはもともと先住民が住んでおり、その名前はナワトル語で「水の間の土地」という意味でした。スペイン植民地都市の都市計画では、街の通りは川に平行するように整備されました。一方で2010年には集中豪雨による洪水で、多くの歴史的建築物が被害に遭いました。現在は排水システムの整備により、洪水の被害を以前よりも軽減させています。また川沿いならではの特徴を生かして、川下りのアクティビティーや、川沿いには伝統的な魚の炊き込みご飯などを提供するレストランが建ち並んでいます。
アクセス
ベラクルス港からコサマロアパン行きのTRV(Transportes Regionales Veracruzanos)バスに乗車。
執筆協力者PROFILE
筑波大学人文・文化学群人文学類在学。2021年度「世界遺産✕SDGsチャレンジ!」小論文部門、2022年度「世界遺産✕SDGs教員養成プログラム」で最優秀賞。現在は中央アジアを中心とする無形文化遺産の保護や活用について関心がある。
アクセス
ベラクルス港からコサマロアパン行きのTRV(Transportes Regionales Veracruzanos)バスに乗車。
執筆協力者PROFILE
筑波大学人文・文化学群人文学類在学。2021年度「世界遺産✕SDGsチャレンジ!」小論文部門、2022年度「世界遺産✕SDGs教員養成プログラム」で最優秀賞。現在は中央アジアを中心とする無形文化遺産の保護や活用について関心がある。
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