チャン・アンの景観関連遺産群
ムア洞窟からの眺め。ハノイから日帰りで行ける距離にあり、観光スポットとしても人気

遺産DATA

地域 : 東・東南アジア 保有国 : ベトナム社会主義共和国 分類 : 複合遺産 登録年 : 2014年 範囲拡大年 : 2016年 登録基準 : (v) (vii) (viii) 遺産の面積 : 62.26㎢ バッファ・ゾーン : 60.26㎢ 座標 : N20 15 24 E105 53 47

about

タワーカルストや、円錐カルストが形成された場所

ベトナム北部、紅河デルタ地帯の南端に位置するチャン・アンには、石灰岩の岩や鍾乳洞からなる熱帯カルスト地形が広がっています。降水量年平均2,000mm超の湿潤な環境で、塔状の岩峰(タワーカルスト)、円錐状の丘陵や岩山(円錐カルスト)が形成され、円錐カルスト間には多角形の窪地(コックピット)が見られます。岩山の下には洞窟があり水が流れ込んでいて、高所の洞窟群からは、人類が3万年以上の年月をかけて気候や環境の変化に適応し、居住してきたことが分かっています。10~11世紀のベトナムの古都ホア・ルーも含まれ、寺院や小集落、水田地帯なども登録されています。

アクセス

ハノイからニンビンまでバスで約2時間、ニンビンからは車で約10分。

執筆協力者PROFILE

萩原 卓
萩原 卓
NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター/森林インストラクター/自然観察指導員/国家資格キャリアコンサルタント

大阪府出身。大学卒業後電気機器メーカーに入社、2015年退職。在職時代世界遺産に興味を持ち、2010年世界遺産検定マイスター資格取得、以降世界遺産アカデミー認定講師として、大学、自治体、カルチャー教室等で世界遺産講座や世界遺産検定対策講座など多数実施中。

遺産DATA

分類 : 複合遺産
登録年 : 2014年
範囲拡大年 : 2016年
登録基準 : (v) (vii) (viii)
遺産の面積 : 62.26㎢
バッファ・ゾーン : 60.26㎢
座標 :N20 15 24 E105 53 47

アクセス

ハノイからニンビンまでバスで約2時間、ニンビンからは車で約10分。

執筆協力者PROFILE

萩原 卓
萩原 卓
NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター/森林インストラクター/自然観察指導員/国家資格キャリアコンサルタント

大阪府出身。大学卒業後電気機器メーカーに入社、2015年退職。在職時代世界遺産に興味を持ち、2010年世界遺産検定マイスター資格取得、以降世界遺産アカデミー認定講師として、大学、自治体、カルチャー教室等で世界遺産講座や世界遺産検定対策講座など多数実施中。