about
現在進行形で回復をみせる多様な自然環境
この国立公園は、インドネシアの人口の多くを占めるジャワ島の最南西端に位置するウジュン・クロン半島と、スンダ海峡に浮かぶ島々からなります。低地にある熱帯雨林やマングローブ、サンゴ礁などの自然の植生の組み合わせによる美しい景観を有しています。また、絶滅の危機に瀕しているジャワサイも約60頭生息しており、この地以外での生息は確認されていません。1883年にクラカタウ火山が噴火し、約3万6,000人の死者を出す未曽有の災害が起きましたが、地質学的にも重要な研究対象となっているほか、自然環境が回復基調をみせるなど自然の進化の過程を見せています。
海水を飲むジャワサイの保護が進む
サイは通常、鉱石をなめたり鉱泉の水を飲んだりして塩分補給をします。そのような環境を「塩なめ場」と呼びますが、ジャワサイは海水を飲んで摂取しています。これはジャワサイの生息地にはめぼしい塩なめ場がないためと考えられています。そんなジャワサイは60頭ほどしか生息していないとみられ、密猟だけでなく、火山の噴火や津波などの自然災害の危機のリスクも抱えています。国は国立公園内に研究保護区を設け、フェンスを設置して外部からの侵入を遮断し、自然繁殖できるようにすることで、個体数の維持に努めています。将来的には公園外に新たな生息地を設ける計画もあります。
アクセス
羽田や関西国際空港などからインドネシア・ジャカルタへ。陸路を車で移動し、船を使って6~8時間。
執筆協力者PROFILE
民間企業勤務のサラリーマンで、知識量よりも考え方の多様性を充実させることに重きを置く。暫定リスト入りを目指している「四国八十八箇所霊場と遍路道」で、お接待などで外国人やお遍路さんに遍路文化や世界遺産の魅力を伝える活動をライフワークにしている。趣味は辺境地の世界遺産巡り、世界遺産関連の書籍や手ぬぐいの収集、発酵食品作りなど。
アクセス
羽田や関西国際空港などからインドネシア・ジャカルタへ。陸路を車で移動し、船を使って6~8時間。
執筆協力者PROFILE
民間企業勤務のサラリーマンで、知識量よりも考え方の多様性を充実させることに重きを置く。暫定リスト入りを目指している「四国八十八箇所霊場と遍路道」で、お接待などで外国人やお遍路さんに遍路文化や世界遺産の魅力を伝える活動をライフワークにしている。趣味は辺境地の世界遺産巡り、世界遺産関連の書籍や手ぬぐいの収集、発酵食品作りなど。
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