遺産DATA
about
5世紀から8世紀末にかけて農業と交易で繁栄
ヨルダンの首都アンマンの北東80㎞ほどのところに位置するウンム・アル・ジマールには、ビザンツ期と初期イスラーム期における農村集落の遺跡があります。もともとこの地域はナバテア王国の一部でしたが、2世紀にはローマ帝国によってアラビア属州に併合されました。3世紀に入ると街は破壊されてしまいますが、5世紀頃から8世紀末にかけ、農業と交易で栄えました。ウンム・アル・ジマールは、直訳すると「ラクダの母」を意味します。その名称は、ここでキャラバンの一部にラクダが使われていたことに由来するそうです。
この地に生きた人々の宗教的信仰の変遷を物語る碑文群
ここはシリア南部から続くハウラン地方に位置し、「ブラックオアシス」として知られています。というのも、そこにある建造物は主に地産の玄武岩が使われていて、その石は全体的に黒ずんだ色をしているからです。本遺産は、150軒の家や16の教会などで構成され、そこには古代の集水システムも残っています。なお、この地では、ギリシャ語、ナバテア語、ラテン語、アラビア語、古代北アラビア語といった言語で記された碑文群も残されており、それらは、ここに生きた人々の宗教的信仰の変遷を物語っています。
アクセス
アンマン市内からレンタカーで約1時間30分から2時間。
執筆協力者PROFILE
北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。
遺産DATA
アクセス
アンマン市内からレンタカーで約1時間30分から2時間。
執筆協力者PROFILE
北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。
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