about
白亜に輝く聖なる建造物群
モスクワから東へ約200kmの場所にある『ウラジーミルとスーズダリの白い建造物群』はウラジーミル、スーズダリ、そしてキデクシャの建造物から構成されるシリアル・サイトです。白い石灰岩の石積み、洗練されたプロポーション、精巧な石工彫刻、そして建物と周囲の自然景観の調和がこの遺産の特徴となっています。
数々の名画が残る「ウスペンスキー聖堂」
ウラジーミルは12世紀に誕生したウラジーミル・スーズダリ公国の首都として繁栄しました。この地を代表する建造物として、石灰岩で築かれ、5つのドームを持つウスペンスキー聖堂があります。12世紀のフレスコ画の大半はモンゴル軍によって破壊されましたが、1408年に巨匠アンドレイ・ルブリョフとダニール・チェルニイによって新たな壁画が追加され、特に有名な「最後の審判」が描かれました。そのほか「ウラジーミルの生神女」(現在はトレチャコフ美術館蔵)はコンスタンティノープル伝来のイコンとして知られています。
金色に輝く星のドームを持つ「ロジェストヴェンスキー聖堂」
スーズダリには、11世紀建造のクレムリンをはじめ、50近くの聖堂や修道院が残っています。中でもひと際目を引くのがロジェストヴェンスキー聖堂です。金色に輝く星が描かれた青い5つのドームが特徴で、金と銅の象嵌をあしらった「黄金の扉」が輝きを放っています。キデクシャの聖ボリス・聖グレブ教会はロシアで初めて白い石灰岩で建てられた教会として知られています。教会は15.5m×15.5mと小さく、東側に3つの後陣を構えています。1947年には中世のフレスコ画が発見されたものの、装飾はほとんどなく簡素なものでした。
アクセス
【ウラジーミル】モスクワ・クールスキー駅からスルタンツィヤ・ウラジーミル=パッサジュルスキー駅まで高速列車で約1時間40分。駅からウスペンスキー聖堂まで徒歩で約20分。なお、当該地域には2026年1月時点で外務省より渡航中止勧告が出ている。
執筆協力者PROFILE
広島県出身。平和継承の入口として世界遺産検定を受験。現在は認定講師として大学、専門学校等で講座実施。2021年にポッドキャスト「行きたくなる世界遺産!」(地域情報/トラベル部門最高2位獲得)を開設しパーソナリティを務めつつ世界遺産関連施設で番組イベントを開催。
アクセス
【ウラジーミル】モスクワ・クールスキー駅からスルタンツィヤ・ウラジーミル=パッサジュルスキー駅まで高速列車で約1時間40分。駅からウスペンスキー聖堂まで徒歩で約20分。なお、当該地域には2026年1月時点で外務省より渡航中止勧告が出ている。
執筆協力者PROFILE
広島県出身。平和継承の入口として世界遺産検定を受験。現在は認定講師として大学、専門学校等で講座実施。2021年にポッドキャスト「行きたくなる世界遺産!」(地域情報/トラベル部門最高2位獲得)を開設しパーソナリティを務めつつ世界遺産関連施設で番組イベントを開催。
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